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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル PGM(白金族)
2021年4月7日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Norilsk Nickel社、Oktyabrsky鉱山における水の流入を阻止

 2021年3月29日付けの地元報道等によると、Norilsk Nickel社は、Oktyabrsky鉱山における水の流入を阻止し、同鉱山で2021年5月上旬、Taimyrsky鉱山で同年6月初めにそれぞれ採掘を完全に再開することを確認した。
 2021年3月25日に計画の第2段階(コファダムの追加設置、隣接坑道を埋め戻し材で充填、排水)を終え、埋め戻し材の強度発現後、3月27日にバルブを閉じて水の流入を止めた。計画の第3段階では、鉱山の通常操業回復に向けた一連の取り組みを行う。計画では、Oktyabrsky鉱山(鉱石年産量5百万t)の完全な採掘回復は5月上旬、Taimyrsky鉱山(鉱石年産量4.3百万t)の採掘再開は6月初めを予定している。
 Norilsk Nickel社は2021年2月末、同社の重要鉱山であるOktyabrsky及びTaimyrsky鉱山の操業を浸水により一部停止した。同社の試算では、生産量はニッケル35千t減(以前承認された予想より15%減)、銅65千t減(同16%減)、白金族金属22t減(同20%以上減)となる見込みである。なお、同社の以前の計画では、2021年の生産量はニッケル220~230千t、銅390~410千t、白金族金属105~111tとなっていた。

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