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ニュース・フラッシュ

鉱種:
モリブデン
2021年4月14日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Baimsky採鉱選鉱コンビナートに570bRUBを投資し、2027年操業開始へ

 2021年4月7日付けの地元報道等によると、Yury Trutnev副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は、Anadyr市においてBaimskaya鉱化帯(チュクチ自治管区)開発プロジェクトの進捗状況に関する会議を開催した。この中で、Baimskaya鉱化帯開発への投資額は570bRUB、プロジェクト実施期間中の予算への納付額は1tRUBで、3千人の雇用が創出されると報告された。採鉱選鉱コンビナート(鉱石年間処理能力70百万t、銅精鉱年産能力1.4百万t)は、2027年には操業を開始し、2028年にフル操業化する。銅精鉱、モリブデン精鉱を生産する。
 当該プロジェクトは、先行発展地域(TOR)「Chukotka」で実施される。TOR入居企業に対する税制上の優遇措置(社会保険料率を10年間7.6%に軽減、当初5年間の資産税・利益税・土地税のゼロ税率)に加え、投資家は鉱物採取税の軽減係数を10年間利用できる。
 Baimskaya鉱化帯の鉱床開発では、採鉱選鉱コンビナートと必要なインフラの建設を予定している。Baimsky採鉱選鉱コンビナート建設プロジェクトは、2018年9月にVladimir Vladimirovich Putin大統領によって開始された。Baimskaya斑岩銅エリア(Peschanka鉱区を含む)は、世界最大級の未開発銅鉱床で、JORC規程による2019年1月現在のプロジェクトの資源量は銅9.5百万t、金16.5百万ozである。KAZ Minerals社は2018年8月、Millhouse社(Roman Abramovich氏所有)から900mUS$でBaimskoe鉱床を買収することで合意した。

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