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ニュース・フラッシュ

鉱種:
タンタル リチウム
2021年4月15日 ヨハネスブルグ 原田武

ナミビア:Uis錫鉱山、副産物タンタル・リチウムの冶金学的研究が進捗

 2021年4月12日付け英AfriTin社の発表によると、同社がナミビア(Erongo地方)にて操業するUis錫鉱山の副産物として、タンタル及びリチウム回収のための冶金学的研究の成果が更新された。タンタルについては、鉱石鉱物がコロンバイトであることから、錫石との選別に磁選を行う。ただし錫石の表面の磁性を抑制すべく、浸出と焙焼を前処理として行うことで品位の高いコロンバイト精鉱を得ることができるとした。また、リチウムはペタライト(LiAlSi4O10)として鉱石中に含まれ、鉱物の比重が比較的低いことから、重液分離のプロセスが検討されている。2012年の資源量計算では、タンタル量6,091t、酸化リチウム量450,265tが計上され、品位:Ta 85ppm、Li2O 0.63%あった。同社CEO Anthony Viljoen氏は「2020年11月に目標の錫精鉱生産量に達し、Uis鉱山の生産予測を上回っている。このことによって、副産物である酸化リチウムとタンタルの調査が可能になった。これらが回収されれば、鉱山の利益率が大幅に向上することが期待できる。世界の錫生産者のコストカーブの下位4分の1以内という目標を実現できる。」と語った。

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