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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2021年4月16日 シドニー Whatmore康子

豪:リチウム市場、2022年から供給ひっ迫となり、この先5年間で価格が30~100%上昇か

 2021年4月13日付けの地元メディアによると、証券ブローカーのMacquarie Equities社は、電気自動車(EV)の需要が急増する見通しであることを背景に、EVで使用されるリチウムイオン電池(LIB)の材料となるリチウムの市場が、今後供給ひっ迫となりLi価格が大幅に値上がりすると予測したとされている。同社によると、Li市場では2022年から供給不足が始まって2025年にはこれが深刻化し、Li価格は2021~2025年に30~100%値上がりして2025年にはリシア輝石精鉱が720US$/t、炭酸Liが13kUS$/t、水酸化Liが16kUS$/tの水準に達するとされている。また、Macquarie社は世界におけるEVの普及に関しては2020~2025年の5年間において42%の年平均成長率となり、2025年までには普及率が16%となると予測する一方で、Li供給に関しては、リシア輝石の製錬産業における企業統合が進んでいることや、南米ではCOVID-19流行による様々な制限でかん水によるLi生産の拡大が遅延していることなどから、需要に対する対応が鈍化する見通しであるとしている。

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