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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類
2021年4月19日 ロンドン 倉田清香

グリーンランド:Polar Research and Policy Initiative 、グリーンランドに関するファイブアイズ重要鉱物アライアンスについての報告書を公表

 2021年3月4日付けのプレスリリースによると、シンクタンクの英Polar Research and Policy Initiative(PRPI)は新報告書「ファイブアイズ重要鉱物アライアンスの事例:特にグリーンランドについて(The Case for a Five Eyes Critical Minerals Alliance: Focus on Greenland)」を公表した。この報告書は、特に防衛・安全保障、グリーンエネルギー・技術などの戦略的に重要な分野について、西側諸国におけるレアアースを含む重要鉱物の需要の高まりについてだけではなく、英国、北米、欧州、太平洋同盟国にとって、中国がレアアース及び他の鉱物をほぼ独占しているという安全保障上の影響についても着目している。また、報告書は、グリーンランドの膨大な資源の可能性を強調し、北極圏において中国が存在感を拡大しているとのメディア報道にも関わらず、グリーンランドの鉱業部門で最も生産量の多いのは英国、カナダ及び豪州の資本あることを示している。これら3か国で、北極圏の国において現在ライセンスを保有している41社中、27社を占めている。また、ファイブアイズの政府、業界、研究機関が協力してファイブアイズ重要鉱物アライアンス(Five Eyes Critical Minerals Alliance)を結成し、資源インテリジェンス、鉱業資金調達、技術的専門知識においてコラボレーションを強化すること、国家及び経済安全保障に不可欠な鉱物の統合された安全で安定した持続可能で信頼性が高く強靱なサプライチェーンを開発すること、これらの鉱物の中国に対する輸入依存を減らすことを求めている。

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