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2021年4月21日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:AMLO大統領、Boleo銅鉱山の拡張に係る環境許可申請の却下を指示

 2021年4月15日付け報道によると、Baja Carfornia Sur州のBoleo銅鉱山拡張計画に係る環境許可申請に関し、Andrés Maunel López Obrador(AMLO)大統領は定例会見において、自身の命令により環境天然資源省(SEMARNAT)がこの申請を却下したことを明かした。同鉱山は、韓国鉱物資源公社(KORES)を筆頭とする韓国企業団体及び加Camrova Resources社によるJVのMinera y Metalúrgica del Boleo(MMB)社が操業している。報道によるとマインライフは残り4~5年とされ、拡張のため2019年に追加の環境許可申請を行っていた。その後2021年4月18日、経済省は公式ホームページ上にて、SEMARNATは未だ正式な決定を下していないことを説明した。AMLO大統領は会見において、今後鉱業権の付与は一切行わないことを再度強調していたが、経済省はこの解釈を否定し、本件はMMB社が既に取得している鉱業権のうち新たに446haの地域内での操業に対する環境許可を追加申請するものであり、鉱業権申請に係るものではないと情報を正している。
 なお、同鉱山は2015年の生産開始以降、毎年深刻な財政的損失が発生しており、2020年にCamrova社は保有権益7.07%を売却するとみられていたが、現在まで売却先は未定である。KORESも同様に数年内に権益を売却する可能性が2021年3月に報じられた。

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