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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年4月21日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:中ENFI社、西Papua州で銅製錬所プロジェクトを計画

 地元メディアが2021年4月14日に伝えたところによると、中ENFI Engineering Corporation(ENFI)は、インドネシアWest Papua州Fakfak県に銅製錬所を開発する予定。この製錬所は、隣接するPapua州のPT Freeport Indonesia(PTFI)が生産する銅精鉱を製錬する。インドネシア投資調整庁者(BKPM)のBahlil Lahadalia長官は、ENFI社がプロジェクトを早期に実現できるよう、必要なインセンティブと許可プロセスを促進すると述べた。BKPMとENFI社は、製錬所プロジェクトを実現するための覚書に署名した。
 ENFI社は、400千t/年の銅カソード生産能力を有する銅製錬所プロジェクトにより、PTFIと、PTFIの51%以上の株式を所有する国営鉱業持株会社MIND IDを、プロジェクトに関与させる予定であり、Arifin Tasrifエネルギー鉱物資源大臣も、銅製錬所プロジェクトへの支持を表明した。また、ENFI社のLiu Cheng社長は、プロジェクトの実現に対するインドネシア政府の支援に感謝の意を表し、プロジェクトを迅速に完了することができるよう、できるだけ早く予備調査を完了すると述べ、近い将来インドネシアを訪問し、プロジェクトに関連する技術的な問題について話し合う予定であると述べた。ENFI社は、中国冶金科工集団有限公司(Metrological Construction Company of China、MCC)の子会社であり、製錬所技術、銅、ニッケル、アルミニウムその他非鉄金属の建設を行っている。
 またPTFIは、国内の銅製錬所開発を政府から要求されており、East Java州Gresikで製錬所開発プロセスを開始したが、中国青山集団(Tsingshan Holding Group)から、North Maluku州Weda Bayニッケル工業団地での製錬所開発を提案されている。同集団は多くの資金を提供し、PTFIの財政的負担を軽減すると言われている。

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