閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル レアアース/希土類
2021年4月22日 モスクワ 秋月悠也

カザフスタン:UAEとロシアの投資家、カザフスタンでレアアース生産の共同プロジェクト実施へ

 2021年4月8日付けの地元報道等によると、国営企業KAZAKH INVEST社のMeirzhan Yussupov会長は2021年4月、アラブ首長国連邦の企業SSD Group社及びロシアの企業グループDINATRON社の経営陣と面談し、SSD Group社とDINATRON社が、Irtysh chemical and metallurgical plant(略称ICMP、東カザフスタン州)の近代化とレアアース生産の共同プロジェクトを実施する意向にあることを表明した。
 ICMP近代化の一環として、新たな鍛造・薄板圧延・管圧延生産施設の建設が検討されており、2024年までのプラントへの投資額は100mUS$超となる。これに加え、SSD Group社とDINATRON社は当該プラント向けエネルギー・プロジェクトへの投資も予定している。
 Yussupov氏は、「カザフスタンは、ハイテク産業で盛んに利用されているレアメタル・レアアース及びそれらの製品の世界的サプライチェーンの一部となることを目指しており、ICMPはカザフスタンにおけるレアアース生産分野発展の推進力となり得る。」と述べている。
 SSD Group社は1977年に設立され、40社以上を傘下に持つ。十数か国をカバーする国際的投資ポートフォリオを持ち、傘下の企業や業種(採鉱・製錬を含む)は多様である。企業グループDINATRON社は、ROSATOMグループの企業において研究開発を行うために1996年に設立された。スタッフには、レアメタル・レアアース生産技術の開発・商業化を専門とする20人以上の工学博士候補や博士が含まれるとされており、同社はロシア及びカザフスタンの企業9社を傘下に持つ。

ページトップへ