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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2021年4月22日 北京 塚田裕之

中国:電解アルミニウムが新たな変局を切り開く

 2021年4月1日の現地報道によれば、新旧生産能力の置換が電解アルミニウム業界に第一次供給改革をもたらす場合、カーボンニュートラルとその政策は、この業界を第二次供給改革に突入させることになる。
 2020年9月、中国はより強力な政策と措置をとり、二酸化炭素排出量を2030年までにピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを実現するよう努力することを表明した。
 全国の炭素市場の構築はすでに最も重要な段階に達しており、6月末までにオンライン取引を開始する。現在、電力は全国の炭素取引市場に明確に組み込まれている唯一の産業である。
 金属業界の炭素排出の重要な1つとして、鉄鋼と電解アルミニウムはカーボンニュートラルの主要な政策対象となり、全国の炭素取引市場に優先的に組み入れられる可能性があると考えられている。
 この要因を受けて、アルミニウム価格は近年の高水準まで上昇している。3月以降、アルミインゴットの先物価格はほとんどの期間、1t当たり17,300元以上で推移しており、2月初めの1t当たり約15,000元から約15%上昇している。この価格は、2017年に違反生産能力の整理によって達成されたアルミニウム価格の高水準を上回っている。
 2021年3月29日現在、上海・アルミの主力先物価格は1t当たり17,405元で、前取引日終値より0.09%下落したが、前年同期の1t当たり11,515元から5割以上上昇した。

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