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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2021年5月6日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:仏Eramet社とBASF社、ニッケル・コバルト精製プロジェクトでパートナーを探す可能性

 地元メディアが2021年4月26日に伝えたところによると、仏の金属大手Eramet社と独化学大手BASF社は、インドネシアNorth Maluku州でのニッケル研究プロジェクトで、新たなパートナーを探すための評価を行うと述べた。両社は、Weda Bayニッケル工業団地でニッケルとコバルトの湿式製錬複合施設の研究プロジェクトを開始し、2020年代半ばに生産を開始する予定。Eramet社は、中国ステンレス鋼大手中国青山集団(Tsingshan)と提携しニッケル採掘事業とニッケル銑鉄製錬所を運営している。
 Eramet社によると、研究プロジェクトには高圧酸浸出(HPAL)プラントと卑金属製錬(BMR)が含まれ、HPALプラントはNorth Maluku州のWeda Bayニッケル工業団地に設置し、BMRはFS調査を通じて詳細が決定される。HPALプラントは、Weda Bay鉱床からの鉱石を処理し、ニッケルとコバルトの中間体を生成、BMRは、ニッケルとコバルトから前駆体カソード活物質(PCAM)を製造し、その後、電気自動車(EV)のリチウムイオン電池(LIB)用のカソード活物質(CAM)を製造する。

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