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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ジルコニウム
2021年5月6日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:豪PYX社、中国のバイヤーとジルコン供給契約を締結

 地元メディアが2021年4月27日に伝えたところによると、豪証券取引所上場のジルコン鉱業会社PYX Resources Limited(PYX)は、中国に拠点を置く溶融ジルコニア生産企業のFujian Sanxiang Advanced Materials Co., Ltd(Fujian Sanxiang)との間で、ジルコンの供給契約を締結したと発表した。PYX社のFujian Sanxiang社への販売は、金属鉱物の店頭デリバティブトレーダーであるWogen Group子会社のWogen Pacific Ltdを通じて行われる。Fujian Sanxiangの製品は、溶融ジルコニア、鋳造改質材、単結晶溶融アルミニウムの3つの分野をカバーしており、合計100以上の製品を製造する。PYX社によると、同社のジルコンのアルミナ含有量が、他のジルコンのアルミナ含有量0.5%と比べ0.2%未満と低いことから、Fujian Sanxiang社が関心を示し、またウランとトリウムの含有量も450ppm未満であるため、溶融ジルコニアの製造に理想的であるとしている。
 溶融ジルコニアは、ジルコニウムの製造に欠かせない原料で、優れた耐熱性、高耐食性、高不活性、高融点、高硬度、高屈折率を備えており、防衛、エネルギー、電気自動車(EV)産業で使用可能である。PYX社の主要鉱床のMandiriとTismaは、いずれもインドネシアCentral Kalimantan州の地表近くの大規模露天掘り鉱床である。

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