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2021年5月10日 リマ 栗原健一

ペルー:主要鉱山企業代表者ら、次期大統領候補についてコメント

 2021年4月23日及び同30日付け地元業界紙によると、2021年6月6日に予定されるペルー大統領選の決選投票に急進左派のCastillo候補と右派のFujimori候補が進出し、現時点でCastillo候補がリードしていることに関して、Freeport-McMoRanのAdkerson社長は、第1四半期決算のカンファレンスコールにおいて「銅はペルーの成長の要である一方、銅価格に比例する形で政府や労働者の期待も増大する傾向がある。」とコメントした。また、同社は政治には関与せず、大統領選からも一定の距離を置く方針だが、情勢を注視している一方、業界団体を通じて各候補と協議調整などを行う準備を整えているとした。さらに、どの候補が選ばれたとしても次期政権との協議に取り組む所存だが、同社が権益を保有するCerro Verde銅鉱山(Arequipa州)は安定契約により保護されており、確固とした権利を保持しているとの考えを示した。
 一方Buenaventura社のBenavides社長は、Castillo候補は現段階では様々な政策提案を口にしているが、仮に当選した場合でも、その実現には野党が過半数を占める国会との折衝や合意形成が必要となるとコメントした。また、ペルーは経済的な信頼度の高い国であるとし、次期国会においてもペルーの現在の経済的ステータス維持を支持すると見込まれる政党が過半数の議席を持つことが、一定の安心材料であるとコメントした。

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