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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年5月10日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:PTVI、製錬所発電所用燃料にLNGを使用

 地元メディアが2021年4月30日に伝えたところによると、インドネシア証券取引所(IDX)上場のニッケル鉱業会社PT Vale Indonesia(PTVI)は、Sulawesiにある2つのニッケル製錬所プロジェクトの発電所用燃料について、石炭の代わりにLNGを使用することを計画している。同社は、Southeast Sulawesi州Bahodopiのフェロニッケル製錬所と、Central Sulawesi州PomalaaのHPAL製錬所の2つの製錬所を開発している。同社のFebriany Eddy社長は、2050年までにカーボンニュートラル企業を目指すとのビジョンを強調し、LNGは依然炭素を排出するため、将来的にはより持続可能な運用のため、バイオマスなどの再生可能エネルギーの使用も検討していると述べた。また同社長は、プロジェクトの最終投資決定(FID)交渉が長引いているのは、発電用燃料の議論を含め、コロナ禍の影響によるものであると述べ、BahodopiのFIDは、2021年末もしくは2022年初頭までに完了する予定で、PomalaaのFIDは2022年に完了する予定とした。
 同社は、South Sulawesi州Sorowakoでニッケル製錬を行っており、2021年は64千tのニッケルを生産する予定。なお、2021年第1四半期は15,198tを生産したが、これは2020年同期の17,614tより14%低下してしている。

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