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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類 ニッケル リチウム
2021年6月14日 シドニー Whatmore康子

豪:自動車メーカーTesla社会長、豪州でリチウム下流産業が確立されることによって年間1.6bUS$の売上高が見込まれると言及

 2021年6月2日付けの地元メディアによると、米国の自動車メーカーTesla社のRobyn Denholm会長は、豪州鉱物資源評議会(MCA)が2021年6月初頭に開催した鉱業フォーラム「Minerals Week 2021」で行ったスピーチで、豪州ではリチウムの下流産業が確立されることによって1.6bUS$/年の売上高を見込んでいると述べた。同会長はこのスピーチにおいて、「豪州では、2020年にリチウムイオン電池(LIB)の製造で生じた温室効果ガス(GHG)の年間排出量の50%近くが、LIBの材料であるリチウムやニッケルなどの鉱物の採掘、選鉱、販売による排出量で占められたが、これらの排出量は、国内でLIBを製造するようになれば、10分の1に削減することが可能となる。」とした上で、「豪州では2020年におけるリチウム輸出額が100mUS$となったが、リチウム下流産業が国内に確立されれば、1.6bUS$の売上高が生じる見込みだ。」などと述べた。また、同会長によると、Tesla社は現在、同社の製造する電気自動車(EV)で使用されるLIBの材料となるリチウムの4分3、及びニッケルの3分の1を豪州から調達しているが、将来的にはこれらの鉱物やLIBの材料となるその他のクリティカルミネラル、レアアースの調達に、年間1bA$を投じる見通しであるとされている。

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