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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年6月14日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:PT Harum Energy、2022年下期にニッケル鉱山の生産開始を目指す

 地元メディアが2021年6月9日に伝えたところによると、インドネシア証券取引所(IDX)上場の鉱山会社PT Harum Energyは、同社のニッケル鉱山の商業生産を2022年後半に開始する目標を設定した。同社は、子会社のPT Tanito Harum Nickel(THN)を通じ、North Maluku州Weda Bayに4,000haのニッケル鉱区を所有するPT Positionの51%の権益を保有している。THNは、2021年1月末に80mUS$で権益を取得した。PT Positionのニッケル鉱石は、2022年第1四半期の操業開始を目指しニッケル銑鉄製錬所の完成を目指しているPT Infei Metal Industry(IMI)に販売され、PT Harum EnergyはTHNを通じ、2021年2月中旬に68.6mUS$でIMIの24.5%の持分を取得した。PT Harum EnergyのRay A. Gunara社長によると、IMIの製錬所事業セグメントからの収益は、2023年からPT Harum Energyの連結収益に計上される見込みで、ニッケル価格の上昇傾向に伴い、将来的にはニッケル事業セグメントの収益が石炭事業セグメントと同様となると予想している。
 PT Harum Energyは、豪州証券取引所(ASX)上場のニッケル企業Nickel Mines社の6.74%の株式を保有しているが、Nickel Mines社は、Central Sulawesi州のIndonesia Morowali工業団地(IMIP)内でニッケル銑鉄を生産する2系列のロータリーキルン電気炉プラントを運営するHengjayaニッケルプロジェクトとRangerニッケルプロジェクトを所有している。またNickel Mines社は、Central Sulawesi州Morowal県に位置する高品位サプロライト鉱床のHengjaya Mineralindoニッケル鉱山の80%の権益も保有している。

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