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ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 ニッケル
2021年6月14日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:PT PLN、Sulawesi島の全製錬所の電力需要に応える予定

 地元メディアが2021年6月9日に伝えたところによると、インドネシア国営電力会社PT PLNは、自然エネルギーを主とした新規発電所の建設により、Sulawesi島の全てのニッケル製錬所の電力需要を満たすことができるとしている。PT PLNは声明の中で、膨大なニッケル埋蔵量を有するSoutheast Sulawesi州とCentral Sulawesi州を中心に、ニッケルからより大きな付加価値を生み出すという政府方針に沿い、より多くのニッケル製錬所が開発されることを期待するとしている。PT PLNのBob Saril商業・顧客管理担当ディレクターは、製錬所は大量の電力を必要としており、PLNはトータルパワーソリューションや再生可能エネルギーなどの革新的なサービスを通じ、信頼性の高い、高品質な電力を競争力のある価格で提供する用意があると述べている。PT PLNは、Sulawesi島にある61のニッケル製錬所プロジェクト(合計所要電力7,184MVA)を潜在的な電力顧客としている。
 PT PLNのSulawesi、Maluku、Papua、Nusa Tenggara地域担当のSyamsul Hudaビジネス・ディレクターは、Sulawesi電力系統は現在2,365MWの電力容量を持ち、602MWの予備電力を備え、再生可能エネルギーは総設備容量の20.34%を占めているとし、PT PLNの新たな2021~2030年の電力供給事業計画(RUPTL)に沿い、10年間でSulawesi島に3,698MWの追加容量を開発する予定で、うち58%が再生可能エネルギーになるとしている。

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