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鉱種:
鉄鉱石 その他
2021年6月15日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州McGowan首相、「連邦政府が中国に取る対立的な姿勢は豪州の国益に反する」と発言

 2021年6月10日付けの地元メディアによると、WA州Mark McGowan首相は現在、豪連邦政府が中国に対立的な姿勢を取っていることに対し、「豪州の国益に反するものである」という発言を行ったとされている。豪連邦Scott Morrison首相は、同首相が2020年にCOVID-19の発祥地がどこであるのかを追及すべきであるという発言を行った後に、中国が豪州産の石炭や大麦などに輸入制限を設けていることに対し「世界貿易機構などの国際機構を強化することによって抑制すべき」という主張を行っている。一方、McGowan首相は、中国が豪州の重要な貿易相手国であるという側面からMorrison首相のこの主張には賛成できないとし、「最近における豪州の貿易黒字には、WA州の貿易黒字による貢献度が高く、我が州の輸出品の60%は中国向けのもので占められている。この背景からも、連邦政府が中国に対立的な姿勢を取ることは、豪州の国益に反する。」と述べた。豪州統計局(ABS)の調べによると、豪州の2021年4月における月間の貿易収支は8.03bA$の黒字となり、これには全体輸出額39.7bA$のうちで14bA$を占めた鉄鉱石の輸出額が大きく貢献したとされている。また、豪州で生産される鉄鉱石の約99%はWA州産のものであるとされている。

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