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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年6月23日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:RUSAL社、Norilsk Nickel社の自社株買い計画への参加を申請

 2021年6月16日付けの地元報道等によると、RUSAL社は自社の投資プログラムに必要な追加資金を調達するため、Norilsk Nickel社の自社株買い計画への参加を申請した。RUSAL社では、Taishetアルミニウム製錬所の建設が完了しつつあり、Krasnoyarsk、Irkutsk、Novokuznetsk、Bratskの各アルミ製錬所の改修も準備中で、これに約5bUS$が必要となる。
 買い戻しによるRUSAL社の出資比率の低下は、Norilsk Nickel社が買い戻す株式の大半がその後消却されることで一部相殺される。RUSAL社は、最終的に同社の出資比率はブロック株(25%+1株)を上回ると予想している。
 RUSAL社のMaxim Poletaev副CEOは、「自社株買いは、配当と同様、株主への利益配分の一形態である。2021年、Norilsk Nickel社の経営陣の提案により、2020年の最終配当金が減額された。しかし、自社株買いにより、Norilsk Nickel社の株主に分配される資金は、2019年の配当金に近い額になる。」と述べている。
 Norilsk Nickel社の取締役会は、発行済み株式の3.4%に相当する538万2,865株を上限に、総額約2bUS$で買い戻しを実施することを決定した。買い戻し価格は1株当たり27,780RUBとなる。RUSAL社は現在、Norilsk Nickel社の27.8%を保有しており、持分の一部売却により120bRUB(約1.7bUS$)以上を得る可能性がある。

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