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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他 レニウム
2021年6月23日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州Curtin大学の研究チームが硫化鉱床のより正確な年代の決定に有効な方法を開発、大型鉱床の捕捉に貢献する可能性

 2021年6月17日付けの地元メディアによると、WA州Curtin大学は、同大学の研究チームが、硫化鉱床の年代のより正確な決定に有効な方法を開発したことを明らかにした。同研究チームは、質量分析機器を利用してレニウムとオスミウムの同位体を計測することによって、鉄鉱石や銅などの一般的な硫化鉱物の年代を直接、測定することが可能となるとし、この測定が硫化鉱床のより正確な年代の決定に有効であるとしている。同研究チームによると、鉱業企業が採掘の対象とする硫化鉱物はこれらの鉱物の母岩よりもかなり後の年代になって形成されたものであるので、硫化鉱物の年代を直接、測定することによって、WA州の長い地質史の中で鉱床が形成された過程をより深く理解することが可能となるとされている。また、同研究チームは、大型鉱床の形成過程にどのような地質学的イベントが関連したのかを知ることが、未知のまま地下に存在する大型鉱床の捕捉に貢献することも考えられるとしている。同研究チームは、この発見に至るまでのプロジェクトにおいて、WA州鉱物資源研究所(MRIWA)から175kA$の助成金を交付されている。

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