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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 アルミニウム/ボーキサイト
2021年6月24日 北京 塚田裕之

中国:国家糧食・物資備蓄局、銅・アルミ・亜鉛の国家備蓄の放出を公告(続報)

 2021年6月22日付けで、国家物資備蓄調整センターは、国家食糧物資備蓄局2021年第2号公告に基づき、2021年の銅、アルミ、亜鉛の国家備蓄第1回目の放出について、具体的な金属の種類と数量、日程、手続き方法等を公表した。
 第1回目の放出対象金属と放出量は、銅2万t、アルミ5万t、亜鉛3万tである。入札参加資格企業は中国国内の銅の加工・製造企業である。販売方式は、中国五鉱電子競売プラットフォーム(五鉱竜騰(https://www.xinyilian.com外部サイトへ遷移します))を通じての公開競売で、「公開入札売却規則」に従って実施される。同規則によると、各金属の販売ユニットは、銅100t、アルミ250t、亜鉛150tで、同一入札者は最大20ユニットまで落札できる。
 スケジュールは、公告及び応募審査が2021年6月22~28日、公開入札が2021年7月5~6日で、売却契約の締結は入札終了後、営業日2日以内に電子入札プラットフォームを通じて国家物資備蓄調整センターとデジタル形式の売買契約を締結する必要がある。
 今回の備蓄物資放出の目的は、昨今これら非鉄価格が高騰する中、入札対象企業を川下の銅の加工製造企業に限定し、投機筋などの企業を排除することによって川下の製造企業のコスト負担軽減と市場価格の安定を図るものである。当地報道等によれば、銅の国家備蓄量は180~200万t、アルミは120~150万t、亜鉛は30~50万t等と推計されている。今回は2021年第1回目の放出であり、今後、市場の動向や効果を見ながら数回の放出も予想されている。

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