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その他
2021年6月25日 ロンドン 遊佐茂雄

その他:G7の独立助言機関の経済強靱性パネル、Critical Minerals and Metals Information Systemの創設等を提言

 2021年6月9日、英国がG7に対する独立助言機関として立ち上げた各国有識者で構成される「Economic Resilience Panel(経済強靱性パネル)」は、G7に対する提言として「The Cornwall Consensus(コーンウォールコンセンサス)」及び「Key Policy Recommendations(主要政策提言)」を公表した。「Key Policy Recommendations」においては8つの提言がなされており、そのうち、重要鉱物に関連する内容として、(3)及び(5)に以下の項目が持ち込まれた。

(3)国際公共財にとって不可欠なサプライチェーンの強靱性の改善

  • 「Critical Supply Forum(CSF、重要供給フォーラム)」の設立
  • 重要鉱物については情報共有プラットフォーム「Critical Minerals and Metals Information System(CriMMIS、重要鉱物・金属情報システム)」の創設
  • 市場の循環性を促進するための高水準のスタンダードの開発

(5)ネットゼロ及び技術革命に向けて極めて重要な市場の脆弱性への対処

  • 重要鉱物及び半導体市場を多様化するためのG7プラスによる常設のワーキンググループの設立
  • 新規市場参入者を支援
  • サプライチェーンへのリスクとショックを軽減するための政府の行動基準の確立等

 なお、2021年6月11~13日に英Cornwallにおいて開催されたG7の共同宣言において、同パネルの作業に感謝し、パネルにおいて強調された課題に引き続き取り組むとしつつ、重要鉱物や半導体などの分野で、ストレステストなどの他の場所で使用されているモデルを反映して、重要なグローバルサプライチェーンの強靱性に対するリスクに対処するためのメカニズムを検討し、ベストプラクティスを共有する、との内容が盛り込まれた。

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