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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2021年6月29日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:ARMZ社、サハ共和国のウラン鉱床で金採掘を準備

 2021年6月22日付けの地元報道等によると、Elkon MMP社(ARMZ Uranium Holding傘下)は、サハ共和国(ヤクーチア)のElkonウラン鉱産地方開発の収益性が低迷する中、Severnoeウラン鉱床での金の試験採掘を準備している。同社は、鉱床の剝土作業の入札(最大契約価格750mRUB(ロシア・ルーブル))を発表した。剝土量は866千m3を超える。作業は早ければ同月末に開始され、2021年12月20日までに完了予定である。
 剝土作業は鉱床での金採掘に必要な作業となっている。Elkon MMP社は2020年に、Severnoe鉱床の試験開発プロジェクトの技術文書に対し、連邦地下資源利用庁(Rosnedra)の承認を取得しており、試験開発開始と金採掘の準備を進めている。
 Severnoe鉱床は、Elkonウラン鉱産地方に位置する。Elkon MMP社の2020年年次報告書によると、カテゴリC1+C2のバランス埋蔵量は金13.99t(品位:0.94g/t)、銀91.88t(品位:6.25g/t)、オフバランス埋蔵量は金20.58t、銀132.38tである。また、Elkon MMP社は、2020年にライセンスを取得したチュクチ自治管区のSovinoe鉱床でも金採掘を開始する予定である。
 Elkon MMP社は、Elkonウラン鉱産地方の大規模鉱床開発のために2007年に設立された。同鉱産地方には、各種規模の17の鉱床があり、ウラン総埋蔵量は382,800tで、世界の埋蔵量の6.8%に相当する。

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