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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2021年7月6日 リマ 初谷和則

ボリビア:中国大使、炭酸リチウム生産等への支援の継続を表明

 2021年6月27日付け現地紙によると、Huang Yazhong駐ボリビア中国大使は国営メディアに対し、道路建設、鉄鋼と炭酸リチウムの生産といった中国の協力で開始したプロジェクトを再開し、可能な限り迅速に生産を実現することが目標であるとともに、2021年7月に経済協力と貿易に関して協議する二国間会議を開催し、合同委員会を発足して課題に対処すると述べた。また現在、中国の協力は医療保険分野、特にSinopharmのワクチン提供に集中しているが、今後はボリビアの景気回復を支援する用意があると発言した。
 さらに同大使は、2025年までに中国の炭酸リチウム需要は800千tまで増加し、ボリビアはリチウム開発によって経済的に成長できるチャンスがあるとした。加えて、中国が毎年、原子力、太陽光、風力のエネルギー開発に多額の投資を行っていることを踏まえ、中国がボリビアのリチウム産業化を支援し続け、最先端の技術を提供し続けることを保証すると述べた。
 なお、2021年4月に同大使は、中国はウユニ塩湖のリチウム開発に関与し、それを考慮に入れてラテンアメリカにおけるグリーンエネルギーの地政学的戦略を練っており、今後60年間のグリーンエネルギー源としてリチウムを活用すると公式に発表している。

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