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鉱種:
2021年7月7日 モスクワ 秋月悠也

ウズベキスタン:Uralmashplant社とEnter Engineering社、ターンキー方式で選鉱コンビナート建設へ

 2021年6月28日付けの地元報道等によると、Enter Engineering社(EE社)とUralmashplant社(GazprombankグループのUZTM-KARTEX社傘下)によるコンソーシアムは、ウズベキスタンに選鉱コンビナートを建設するため、2021年6月23日、ウズベキスタンの銅カソード生産最大手AGMK(Almalyk Mining and Metallurgical Complex)との間で当該契約を締結した。
 Almalyk市の銅選鉱コンビナート(MOF-3)のEPC契約には、コンソーシアムを代表して、EE社の正式代表であるAlfonso Samonte Tengko氏とUZTM-KARTEX社のYan Tsenter社長、AGMKを代表してBakhodirzhon Sidikov氏(Yoshlik-1鉱床開発プロジェクト実施オフィス責任者)が署名した。契約総額は2bUS$、プロジェクト実施期限は2023年である。
 AGMKにおけるコンビナート建設はターンキー方式で行われ、EE社が施設の設計と建設、Uralmashplant社が設備一式の納入を行う。Uralmashplant社は、MOF-3(年間処理能力60百万t)用に、大容量の粉砕機、破砕・転送装置、二次コーンクラッシャー、プレスローラー、各種スクリーンなど、100台以上の機器を製造する予定である。
 Bakhodirzhon Sidikov氏は、「AGMK社は、Yoshlik-1鉱床開発プロジェクトを実施しており、最新技術の利用により鉱石採掘・処理量を大幅に拡大できる。Yoshlik鉱床で採鉱を開始し、その後既存のKalmakyr採鉱場と一体化することで、同鉱床は世界最大級となる。今回の契約締結は、プロジェクト全体を遂行する上で最も重要なステップである。」と述べている。
 契約履行者としてコンソーシアムが選ばれた理由は、コスト、プラントの操業開始時期、契約金額全体の資金調達条件といった面での競争力である。提案の評価に際しては、コンソーシアムによる現地労働力の雇用可能性や、AGMK社の中央修理・機械工場における設備のスペアパーツや材料の現地生産化の可能性も考慮された。

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