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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年7月14日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:国営電力会社PT PLN、Tiran Groupのニッケル製錬所プロジェクトに電力を提供

 2021年7月5日付け現地メディアによると、国営電力会社のPT PLNは、Tiran Groupが開発する東南Sulawesi州Konawe Utara県で計画されているニッケル製錬所に必要な電力50MVA(メガボルトアンペア)を供給することに合意した。
 Andi Amran元農相が設立したTiran Groupは、北Konawe県に5つの生産ラインからなるニッケル製錬所の開発を計画している。同社は中国のTonghua Jianxin Technologi社(通化建新科技有限公司)を第1ラインの開発に指名し、1.8tIDR(インドネシア・ルピア:124.5mUS$相当)を投資している。
 PT PLNのSulawesi、Maluku、PapuaおよびNusa Tenggara地域担当ビジネス・ディレクターのSyamsul Huda氏は「送電線を含む支援施設の建設が完了すれば、Tiran Minera社への電力供給は2023年3月に可能になる。」とし、「PT PLNが膨大なニッケル埋蔵量を有する東南Sulawesi州および中央Sulawesi州でのニッケル製錬産業の発展を支援することを約束している。」と述べた。
 また、同氏によると、2021年6月末時点で、PT PLNはSulawesi地域で最大7,184MVAの電力需要が見込まれる61のニッケル製錬所プロジェクトを確認しており、7,052kmの高架高圧送電線(SUTT)を建設し、4,702MVAの変電所をSulawesi全域に設置する。現在、PT PLNはSulawesi州内の4つの製錬所の顧客に、合計245MWの電力を供給している。

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