閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2021年7月14日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:Solway社、Sulawesi島に硫酸ニッケル生産拠点を計画

 2021年7月7日付け現地メディアによると、スイスSolway Investment Groupは、インドネシアのニッケル資産を活用する長期戦略の一環として、ニッケルマットやバッテリーグレードの硫酸ニッケル原料を生産するための混合水酸化物沈殿物(MHP)などのニッケル中間体の処理施設の開発を計画している。
 同社の2020年通期決算によると、中央Sulawesi州Morowaliに位置する現在開発中のプロジェクトは、ニッケルとコバルトの鉱石埋蔵量の可能性を引き出すものである。これによって、ステンレス鋼用ニッケル中間体の世界的なニッケル市場でのシェアをさらに拡大するとともに、電気自動車(EV)用バッテリーの生産に使用されるようなニッケルおよびコバルトの中間製品市場でのプレーヤーとしての地位を確立することができる。
 また、2020年には、インドネシアでの事業に必要な一次採掘ライセンスを含むすべての許可を取得し、これらの資源豊富な鉱床の開発プログラムの次のステージを実行するための採掘インフラを整備した。
 さらに、Sulawesi島での資源開発に集中するために、北Maluku州HalmaheraのMabaニッケルプロジェクトを売却したことも報告された。このプロジェクトは、自前の石炭火力発電所を含む大規模なインフラの建設が必要だったが、送電網が整備されているSulawesi島の中規模鉱山資産群の開発に注力するためである。同社は、再生可能エネルギーをプロジェクトに供給するための契約締結に向けて、現地事業者との交渉を開始した。
 Solway社によると、同社は中央Sulawesi島に、Asera鉱山、Bahoomahi鉱山、Sorowalio鉱山を含む、いわゆるAquilaプロジェクトの下で、複数のニッケル・コバルト鉱区を保有している。

ページトップへ