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2021年7月21日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:PTFI、2021年中に銅精錬所の建設を開始

 2021年7月16日付け現地メディアによると金・銅大手のPT Freeport Indonesia(PTFI)は、東Java州GresikにあるJava統合工業港湾団地(JIIPE)での銅製錬所プロジェクトを今年中に着工すると発表した。製錬所建設は2021年9月か10月に開始予定。現在は石灰岩を取り除いて、土壌を強化し、その後、抗構造(pilling structure)の設置を開始する見込みである。
 PTFIのような鉱山企業は、政府が未精製の鉱物商品の輸出を禁止する2024年まで、未精製商品の輸出を許可する条件として、国内製錬所を建設することが求められている。PTFIの製錬所は当初、2023年の完成を目指していたが、2020年4月、パンデミックの状況により、エネルギー鉱物資源省に完成予定の目標を12か月延期するよう要請していた。
 PTFIは当初、総投資額3bUS$で年間2百万tの銅精鉱を処理する製錬所の開発を計画した。しかし、巨額の投資費用を削減するために、投入能力を1.7百万tに見直し、東Java州のPT Smeltingが運営する銅製錬所の投入能力を年間300千t追加した。
 日本のエンジニアリング会社である千代田化工建設は2021年7月15日、インドネシアの子会社であるPT Chiyoda International Indonesia(CII)が、PTFIから東Java州Gresikの銅製錬所の大型EPCを受注したと発表した。
 この新製錬所には、製錬炉、転換炉、電解精製装置、硫酸、廃水処理装置、付帯設備などが設置される。この工場では、世界最大級の銅・金鉱山であるPTFIのGrasberg鉱山(Papua州)から供給される精鉱から銅カソードを生産する。

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