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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
2021年7月21日 ジャカルタ 白鳥智裕

インド:PHD商工会議所、EV導入促進は多方面に影響

 2021年7月10日付け現地メディアによるPHD(Progress, Harmony and Development)商工会議所のSanjay Aggarwal会頭へのインタビューによると、電気自動車(EV)はインドの石油輸入問題を解決するだけでなく、インドの都市部の汚染を軽減するのにも役立つ。
 パリ協定の加盟国であるインドは、2030年までに排出強度を2005年比で33~35%削減することを約束している。インドのEV産業はまだ初期段階にあるが、EV促進政策であるFAME-IIは、補助金を提供することで、ハイブリッド車(HV)とEVの両方の早期導入と市場創出を大きく後押しすることが期待される。また、バッテリーはEVの最も重要なコンポーネントであり、一般的に車両コストと重量の約半分までを占める。電池の選択は、エネルギー密度、重量、コストによって決まる。インドの最大の課題は、充電インフラの整備であり、これがなければ一般の人々へのEV普及は不可能である。
 Aggarwal氏はまた、インドには、EVのバッテリーに使用されるリチウム、コバルト、ニッケルなど、最も重要なリチウムイオン電池(LIB)部品の埋蔵量がない。そのため、原材料だけでなく、負極・正極に使用される機能性材料の加工品を安定的に供給することが重要であると述べた。

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