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2021年7月26日 北京 塚田裕之

中国・ドイツ:国軒高科、欧州での初の生産拠点となる独BOSCHのバッテリー工場を買収

 2021年7月16日付けにて、国軒高科股分有限公司(以下、国軒高科)は、独BOSCHのGöttingenにあるバッテリー工場を買収し、欧州で初のバッテリー生産拠点を設置すると発表した。
 今回の買収について、国軒高科の李縝董事長は、欧州での現地生産を目的としており、同社製バッテリーの欧州市場への早期進出を望んでいる、と述べた。またこれは、寧徳時代新能源科技(以下、CATL)や蜂巣能源科技有限公司(以下、蜂巣能源科技)、遠景科技集団(Envision Group)等に続く欧州でのバッテリー工場設置となる。
 2020年、欧州の新エネルギー自動車の販売台数は243万台で、中国市場を追い越していることから、欧州市場は電池メーカーの争奪戦となっている。CATLと蜂巣能源科技のバッテリー工場はいずれもドイツにある。CATLの工場は2021年中に建設完了予定で、投資額は1.8b€(約137億元)である。一方、蜂巣能源科技の工場投資額は2b€(約153億元)で、2023年までに建設完了予定である。
 2021年7月初め、遠景科技集団傘下の遠景動力技術有限公司(以下、遠景動力)も、欧州に新たにバッテリー工場をフランスと英国の2か所に設置すると発表した。遠景動力は、日産自動車傘下の遠景AESC(Envision AESC)から派生した企業で、2018年、遠景科技集団により買収される以前から、日本、米国、英国にバッテリー工場を保有していた。

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