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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2021年8月3日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:RUSAL社、アルミニウム輸出関税導入による損失を数億US$と予想

 2021年7月22日付けの地元報道等によると、アルミニウム生産大手RUSAL社は、アルミニウムに対する輸出関税導入による自社の損失を数億US$と見積もっている。この新たな関税により、一部のアルミニウム製品の生産が不採算となり、数十万tの減産を招くことになるとされている。
 2021年6月末、ロシア政府はEAEU(ユーラシア経済同盟)域外への輸出向け鉄類・非鉄金属に対する輸出関税を承認した。これは15%の基本税率と金属に応じた特定税率で構成され、課税期間は2021年8月1日~12月31日までとなる。
 アルミニウムの関税は1t当たり254US$と定められた。ちなみに、RUSAL社の2021年1~3月のアルミニウム輸出量は730千tで、平均価格は1t当たり2,116US$であった。この関税により、同社は収益の約12%を失う可能性がある。RUSAL社は年間2.8百万tの製品を輸出している。
 アナリストによると、輸出関税の導入は同社のEBITDAに悪影響を及ぼし、2021年のEBITDAは11~24%減少する可能性がある。

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