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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年8月5日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:インドネシアはニッケルの宝庫

 2021年7月26日付け現地メディアによると、インドネシアは、世界最大のニッケルの宝庫である。インドネシアのニッケル埋蔵量は72百万tと言われており、世界のニッケル埋蔵量139.419百万tの52%に相当する。このデータは、2020年1月のUSGSと2019年のGeological Agencyをベースにエネルギー鉱物資源省が作成した「Indonesian Nickel Investment Opportunities 2020」によるものである。インドネシアは、世界のニッケル原料供給において重要な役割を果たしている。
1.Sulawesi島(中部Sulawesi州と南東Sulawesi州)
 Sulawesi地域の77%において、潜在的なニッケル鉱床の可能性があるが、まだ鉱業事業許可区域(WIUP)は存在していない。
 Sulawesi地域には、2.6十億tのニッケル鉱石が埋蔵されており、ニッケル資源が豊富であることは間違いなく、多くの鉱山事業許可(IUP)が発行されている。
 2020年9月現在、南東Sulawesi州のニッケルIUPは154件、鉱業事業契約(Contract of Work:CoW、KK)は1件、中部Sulawesi州ではIUP85件、南Sulawesi州ではIUP3件である。
 Sulawesi地域には、Morowali工業団地、Konawe工業団地、Banteng工業団地という3つのニッケル産業地域がある。
2.Maluku地域(Maluku州及び北Maluku州)
 Maluku地域の43%に潜在的なニッケル鉱床があり、まだWIUPは存在していない。1.4十億tのニッケル鉱石が埋蔵されていると推定されている。
 北Muluku州は、Muluku地域で最も多くのニッケルIUP所有者を持つ地域で、IUP44件及びCoW1件である。Muluku州はIUP2件である。
 北Muluku州南Halmaher州Weda Bayには、ニッケルに特化した工業団地が1つある。
3.Papua地域(Papua州及び西Papua州)
 Papua地域には、98%の潜在的な鉱床があり、まだWIUPは存在していない。ニッケル鉱石埋蔵量は60百万tと推定されている。西Papua州にはIUP3件とCoW1件があり、ニッケル関連の工業地帯はない。

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