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2021年8月5日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:2060年またはそれ以前にネット・ゼロ・エミッションの達成が可能と楽観視

 2021年7月27日付け現地メディアによると、インドネシア政府が更新した同国の気候目標を国連に提出したことを受けて、同政府高官が2021年7月27日、インドネシアは2060年またはそれ以前に正味の排出量ゼロの目標を達成することに楽観的であると述べた。
 新しいネット・ゼロ・エミッション目標は、Joko Widodo大統領が2021年3月に発表した2070年の目標よりも少なくとも10年は早い。
 インドネシアは、国際的な支援により2030年までに温室効果ガスの排出量を41%削減するという重要な目標を維持する一方で、対応策を更新し、低炭素開発のための新たな長期戦略を国連に提出した文書に盛り込んだ。
 Luhut Pandjaitan海事・投資担当調整相は、世界第8位の温室効果ガス排出国であるインドネシアが50年以内に排出量を正味ゼロにできると楽観的に考えていることを明らかにした。
 エネルギー分野では、2060年までに石炭、石油、ガスの使用を停止し、必要なエネルギーの85%を再生可能エネルギー、残りを原子力で賄うことを目指している。世界最大の一般炭輸出国であるインドネシアは、現在、エネルギーの60%を石炭で賄っている。
 他方で、インドネシアはエネルギー貯蔵や水素燃料電池などの技術の活用も検討している。また、再生可能エネルギーへの貢献を支援するため、北Kalimantanにて巨大な水力発電所の建設が2021年10月に着工する予定である。

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