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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年8月5日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:Eramet社、Weda Bayでのニッケルと鉱石の生産が順調に推移

 2021年7月29日付け現地メディアによると、仏Eramet社は、同日、北Maluku州のWeda Bayからの2021年上半期のニッケルフェロアロイ生産量が20.1千tに達し、2020年下半期の生産量19千tを上回ったと報告した。
 同社によると、Weda Bay製錬所のニッケル生産量は2021年には40千tとなり、生産能力の35千t/年を上回る見込みである。
 また同社は、Weda Bayでの鉱石採掘作業が2021年上半期に7百万tに達し、2020年下半期生産量2.14百万tの3倍以上になったと報告した。
 Weda Bayニッケル鉱山では現在、約4,000人の従業員が働いている。この生産量により、同社のニッケル合金鉄工場への鉱石供給が可能になっただけでなく、現在6つの工場がある島のHalmahera工業地帯にある他のインドネシアの生産者にも4.2百万t近くの鉱石を販売した。
 同社は現在、2021年の通期で12百万t以上の鉱石生産量を目標としている。
 同社によると、2021年上半期に計上されたニッケル需要の強い回復は、世界的なステンレス鋼生産の需要と電気自動車用(EV)のバッテリー部門の立ち上げによって、年間を通じて継続すると予想されている。
 また、インドネシアにおけるNPIの生産は、新しい生産ラインの設置により2021年下半期も加速するとしている。
 Weda Bay製錬所は、中国青山集団(Tsingshan社)(57%)とEramet社(43%)が保有している。

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