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ニュース・フラッシュ

鉱種:
PGM(白金族) コバルト ニッケル
2021年8月6日 バンクーバー 佐藤佑美

加:Sudburyニッケル・銅鉱山ストライキが収束、2021年8月9日週から操業再開へ

 Valeは、2021年8月4日付けプレスリリースの中で、労働組合(United Steelworkers、以下USW)第6500支部がValeから新たに提示された労働協約案を批准したため、2021年8月9日の週から加ON州Sudburyニッケル・銅鉱山及び製錬所の操業を再開し、今後数週間かけてランプアップを行うと発表した。2021年6月1日、労使交渉の決裂によりUSW第6500支部がストライキを開始、Valeは緊急時対応計画に基づき同鉱山・製錬所の操業を停止した。2021年6月14日には同社から新たな労働協約案が提示されたものの、議論の焦点となっていた新規雇用者を対象とした退職後のグループ保険の廃止については多くの改善がなされていなかったことから再び否決され、米国市場では同社製ニッケル・ペレットの代替としてブリケットのプレミアム価格が上昇するなど混乱が生じていた。その後は暫く膠着状態が続いていたが、2021年7月中旬に仲介役の下、交渉が再開され、退職後のグループ保険の維持や基本給の引き上げを含む今回の労働協約案が組合員の85%による賛成の下、2021年8月3日に批准された。
 Vale北大西洋事業のDino Otranto COOは、双方が合意に至ったことを歓迎するとともに、成長する電気自動車市場での成功に向けて全員の協力が不可欠であるとコメントしている。

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