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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年8月6日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、リチウムイオン電池の需要加速を見据えてWA州Mount Keithニッケル鉱山の選鉱施設を拡大へ

 2021年8月3日付けの地元メディアによると、BHPは、電気自動車(EV)に使用されるリチウムイオン電池(LIB)の需要が今後も加速することを見据え、同社の傘下である豪Nickel West社が操業するWA州Mount Keithニッケル鉱山の選鉱施設における処理能力を現在の10.5百万t/年から12百万t/年、15百万t/年と、段階的に拡大することを明らかにした。BHPは、同施設の拡大を16MW規模のSAGミルと新たな浮選工程を導入することによって行い、同鉱山においてはYakabindieニッケル鉱床がフル操業となったことや、拡張計画のStage 1が2022年9月に開始されることなどにより採掘量が現在の1.5倍となる見通しであることから、同施設への給鉱は問題なく行われると予測している。BHPは、世界のニッケル需要が2019~2030年に1,300千t増加し、このうちでLIBによる需要増加量が700千tとなり、ニッケル需要量のうちLIBによる需要量の占める割合が5%から21%に増加すると予測しているが、Nickel West社によるニッケル地金の販売量のうちでLIBや正極活物質の製造業者などEVサプライチェーンに販売された量が占めた割合は、2021年上半期の時点で85%と2016年の約5%から急増したとしている。

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