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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2021年8月10日 サンティアゴ 椛島太郎

チリ:新鉱業ロイヤルティ法案、上院鉱業エネルギー委員会での発言要旨

 地元メディアによると、2021年8月4日に開催された上院鉱業エネルギー委員会において、大手鉱山会社からロイヤルティ法案について以下のような発言があった。
・Giancarlo Bruno, Mantos Copper, CEO
 現在の法案では、高コストのプロジェクトが低価格時に閉鎖を余儀なくされる。この委員会の技術的な厳格さにより、銅価格が高い時期に国への貢献を高める新しい公式の作成が可能であると確信している。売上高ではなく利益に対する税金を引き上げる余地はある。
・Francisco Costabal, Freeport, 南米事業開発・管理担当VP
 この法案は税負担を31%から65%にまで引き上げ、El Abra銅鉱山の運用継続に深刻な影響が出る可能性がある。同鉱山の選鉱場新設プロジェクトでは6bUS$の投資を検討しており、Freeportの所有する他国のプロジェクトと競合しているが、ロイヤルティにより議論できない。
・Luis Sánchez, Minera Candelaria, President
 2015~2020年にCandelaria銅鉱山に1.4bUS$を超える投資を行ったが、新ロイヤルティが存在していたら半分に削減されていただろう。国やAtacama州により大きな貢献ができるよう技術的な議論に応じることはできる。
 そのほか、Manuel Vieraチリ鉱業商工会議所会頭は、現在の鉱業特別税の改善を提案するプレゼンを行った。また、Yasna Provoste上院鉱業エネルギー委員長は、2021年8月11日に法案について採決が開始されることを望んでいると表明した。

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