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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年8月16日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ・米・加:メキシコで活動を行う複数企業が2021年の予算計画を変更、計185mUS$の削減が見込まれる

 2021年8月12日付け専門誌によると、米Southern Copper社、墨Fresnillo社をはじめとする複数企業が2021年のCAPEX予算削減を発表しており、削減額合計は少なくとも185mUS$にのぼると報じた。最も大幅な修正となったのは墨Fresnillo社で、同社は8月に当初の予算額から100mUS$減額し580mUS$とすることを発表した。詳細な理由は明かされていないものの、各鉱山のメンテナンス費がそれぞれ19~23mUS$削減されるほか、Juanicipio多金属プロジェクトの投資額が11mUS$削減される。米Southern Copper社は、CAPEXを60mUS$削減し1.34bUS$とすることを2021年第2四半期報告会にて発表したが、詳細な理由については述べられていない。加Equinox Gold社は、Los Filos鉱山拡張プロジェクトに対する予算を12mUS$削減することを発表した。同鉱山では労働者及び地元コミュニティによる抗議活動で約1か月間操業を停止し、8月上旬に通常操業の再開が発表されていた。一方で2021年4月にPrimer Gold社買収により獲得したMercedes金・銀鉱山への投資として、19mUS$が追加されている。
 報道によると、メキシコで活動を行う主要鉱山企業11社中、少なくとも4社が同年の投資額を削減する見込みであるが、それでもなお、コロナ禍で落ち込んだ2020年の投資額を上回っている。

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