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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛 アルミニウム/ボーキサイト
2021年8月16日 ロンドン 倉田清香

英:Wood Mackenzie社、太陽光発電によりアルミニウム、銅、亜鉛の需要が増加すると予測

 2021年8月10日付けのメディア情報等によると、英Wood Mackenzie社は新報告書の中で、太陽光発電システムがアルミニウム、銅、亜鉛の需要に大きな影響を及ぼし、これら鉱物の消費量は2040年までに2倍になると予測した。ベースメタルは太陽光発電システムに不可欠な要素である。一般的なソーラーパネルの設置において、フロントフレームにはアルミニウムが、構造部品にはアルミニウムと亜鉛メッキ鋼が必要とされ、銅は送電ケーブルと太陽熱収集器に使用されている。
 同社のベースケースシナリオでは、太陽光技術によるアルミニウムの需要は2020年に約2.4百万tのところ、2040年までに4.6百万tに増加すると予想している。また、同社独自のエネルギートランジション加速(Accelerated Energy Transition、AET)シナリオでは、アルミニウムの消費量は2040年までに8.5~10百万tに増加するとしている。
 太陽光技術による銅の需要は2020年に0.44百万tのところ、2040年までに0.7百万t近くまで増加すると予想している。一方、同社のAETシナリオでは、銅の消費量は2040年までに約1.3~1.6百万tに増加するとみている。
 現在の太陽光発電設備における亜鉛の消費量は約0.4百万tであり、同社のベースケースでは2040年までに0.8百万tに増加すると予測している。同社のAETシナリオでは、亜鉛の消費量は2040年までに1.7~2.1百万tに増加するとしている。

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