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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類 ニッケル
2021年8月16日 シドニー Whatmore康子

豪:QLD州政府、Queensland大学の研究機関が行う在来植物を利用したレアアース回収の研究に1mA$を出資へ

 2021年8月11日付けのメディアによると、QLD州政府は、Queensland大学の持続可能鉱物に関する研究機関Queensland’s Sustainable Minerals Instituteの実施する、豪州の在来植物を利用してレアアースを抽出する「ファイトマイニング(Phytomining)」の研究に1mA$を出資することを明らかにした。同機関はこの研究において、マカダミアなどの在来植物を対象に、これらの植物が地下の重金属を集積する能力を備える「ハイパーアキュミレーター」であるか、これらの植物をレアアース抽出に利用することが可能であるかの調査を行う。同大学は、この研究が成功すれば、ファイトマイニングによって、環境への影響が軽度である持続可能なレアアースの回収が可能となると予測している。また、ある研究者によると、ある種のハイパーアキュミレーターは、廃滓ダムなどニッケルに富む場所に植樹された場合に、年間で1ha当たり300kgのニッケルを回収することが可能であるとされている。

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