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2021年8月23日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:「世界資源ナショナリズム指数」、メキシコはワースト第3位の評価に

 英リスクコンサルタントVerisk Maplecroft社が2021年8月18日に発行したレポートResource Nationalism Index rankingsによると、世界資源ナショナリズム指数ランキングにおいて、メキシコはベネズエラ、タンザニアに次ぐワースト第3位との評価となった。同社が計198か国を対象に行った分析によると、メキシコの資源ナショナリズム指数の順位は2018年第3四半期の第101位(低リスク)から、2021年第3四半期は第3位(極めて高リスク)に上昇した。この主な理由は、Andrés Manuel López Obrador(AMLO)大統領が推進するナショナリズム政策にあると説明されている。2020年にリチウム資源の国有化に係る改正法案(現在は審議停滞)が提出され、このことがAMLO政権後期において、ナショナリズム政策の対象が石油や天然ガスのみならず鉱物資源に拡大する可能性を示唆していると分析された。また、環境問題や地域社会の関心が同国の政策に益々影響を及ぼしているとの見方も評価の一因となった。その他ラテンアメリカ諸国のリスク指数順位は、アルゼンチン第19位、ブラジル第37位、コロンビア第45位、ペルー119位との結果で、全ての国において過去4年間で順位が上昇傾向にあり、Verisk社はこの先2年間で各国の情勢はさらに悪化するとの見通しを示した。

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