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2021年8月27日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:San Martín銅鉱山のストライキ訴訟、最高裁はSNTMMSSRMに対し有利な判決

 2021年8月25日付け報道によると、Grupo México社がZacatecas州に保有するSan Martín銅鉱山において14年に亘って継続するストライキに係るアンパロ訴訟に関し、最高裁判所はこのストライキおよび、全ての労働者のストライキ権を認める二審判決を全員一致で下した。背景として、メキシコ全国鉱夫・冶金・鉄鋼労働組合(SNTMMSSRM)は同鉱山の劣悪な環境に抗議し、労働協約の遵守を求めて2007年にストライキを決行し、以降10年以上に亘って同鉱山は閉山状況にあった。その後、2018年に労働協約締結のため代表権を決定する投票が実施され、メキシコ全国鉱山・探鉱・採掘・選鉱労組(SNEEBMRM)が代表権を得ることとなり、Grupo México社との交渉の末、2019年に同鉱山の操業が再開された。しかしながら、SNTMMSSRMはストライキ中に他の労組が代表権を主張することは認められないと訴え、操業再開後もなおストライキは継続していると主張していた。今回最高裁が下した判決によってSNTMMSSRMに対する代表権および労働者のストライキ権が認められたことから、Grupo México社には同組合と交渉する必要が生じると報じられた。

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