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2021年8月31日 ジャカルタ 白鳥智裕

フィリピン:MICC、鉱業監査レビューで金属鉱山の操業停止は無しと判断

 2021年8月16日付け現地メディアによると、省庁間の鉱業調整委員会(Mining Industry Coordinating Council:MICC)は、故Regina Paz Lopez元環境長官が実施し、物議を醸した鉱業監査レビューについて、いかなる金属鉱山も操業停止または閉鎖されることはないと最終的に判断した。
 Bayani Agabin財務次官は、2018~2020年12月までの間に44の大規模金属鉱山を対象としたMICCのレビューに基づいて、操業停止または閉鎖命令を受ける可能性のある鉱山会社はないとした。また、いくつかの推奨される是正措置があるが、これらの会社は2016年に停止命令や閉鎖命令が出されなかった会社であるとした。
 MICCは、技術、法律、社会、経済、環境の専門家で構成された独立した学際的なチームに、国内の大規模な金属鉱山のレビューを依頼していた。
 Roy Cimatu環境長官とMICCの共同議長を務めるCarlos Dominguez 3世財務長官は、報道があった2021年8月16日の前週の発表の中で、2018年2月~2020年12月の作業を開始したこれらのチームは、43社が運営する44の大規模金属鉱山の2段階のレビューをカバーする勧告をすでに提出したと述べた。このレビューは、2016年にLopez元環境長官が実施した鉱山監査の結果を対象としている。
 なお、MICCは先週Mining Review Dissemination Forumを実施したが、レビューの一般的かつ累積的な調査結果を発表しただけであった。その調査結果によると、精査されたほとんどの鉱山会社は、経済、社会、技術、法律、環境という監査のすべての側面で高得点を得ていた。低い評価を受けた鉱山会社は、小規模から大規模な改革を求められた。MICCはその後、鉱山会社に対して、事業全体をさらに改善するための提言を行った。

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