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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年9月7日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:Harita Group、ニッケル鉱滓の上昇への対応策を政府に要請

 2021年8月30日付け現地メディアによると、Harita Groupは、フェロニッケルと高圧酸浸出(HPAL)製錬所の両方でニッケルの廃棄量が増加していることから、長期的な解決策を政府に求めた。
 Halmahera Persada LegendのディレクターであるTonny H. Gultom氏は、インドネシア科学研究所(LIPI)主催のウェビナーで、同社が現在、年間約1.5百万tのニッケル廃棄物を排出しているとし、このような大量のニッケル廃棄物を管理するために、政府が解決策や方向性を示してくれることを期待するとした。また、同社は現在、ニッケル廃棄物を鉱山跡地の施設に置いているが、膨大な量で、非常にスペースを必要とする。
 Gultom氏によると、HPALは年間8.6百万wmtのリモナイト鉱石を処理して、年間247千tの混合水酸化物沈殿物(MHP)を生産するという。8.3百万tがドライテーリングになる。
 一方、同社のフェロニッケル製錬所では、124百万tのサプロライト鉱石を処理して百万tのフェロニッケルを生産し、約6.7百万tのニッケルスラグが発生するという。
 同社はこれまで、ニッケルスラグのうち10%を建設資材などに加工してきた。政府はニッケルスラグを有害・有毒廃棄物のリストから除外している。

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