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鉱種:
2021年9月13日 リマ 初谷和則

ペルー:Buenaventura社、2024年第4四半期のSan Gabriel金プロジェクト操業開始予定に変更ない旨表明

 2021年9月4日付け現地紙によると、ペルー鉱業技師協会(IIMP)主催のイベント「PERUMINへ向けて」に出席したBuenaventura社のMacher開発部長は、San Gabriel金プロジェクト(Moquegua州)では既に環境影響調査(EIA)が承認されており、2022年上半期を目途に鉱山建設許可を取得し建設を開始したい考えを示した。
 また、FSや基礎設計は完了したほか、現在は主要機材の購入プロセスを進めており、今後できるだけ早期に詳細設計を進めたい考えであるとし、建設許可の取得時期次第であるが、2024年下半期の操業開始を見込んでいると述べた。
 さらに、初期投資額は422mUS$で、760.8千m3の貯水地を建設し、周辺や下流域のコミュニティが消費する水資源を本プロジェクトが利用することを回避する計画であると説明した。
 現時点でマインライフは10年間の計画だが、既に60年近く操業されているOrcopampa金鉱山(Arequipa州)やUchucchacua銀鉱山(Lima州)と同じく、マインライフは適宜延長される見込みとされ、精測・概測資源量は11百万t、予測資源量は783千tであるとし、下方への鉱化の連続が見込まれる一方、鉱物処理プラントは3千t/日からスタートし、EIAによって承認されている6千t/日まで拡張する見込みである。
 なお、本プロジェクトは日射量の多い場所に位置していることを利用し、ろ過により水分を15~20%まで低下させた廃滓を圧縮し、さらに乾燥することで、より安全性の高い状態で保管することが可能となるとされている。

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