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2021年9月13日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、グリーン水素の製造コストが競争的になるのは2030年代後半となる見通し

 2021年9月8日付けのメディアによると、BHPは、再生可能エネルギーを利用して行う水素製造(グリーン水素)のコストが、他の燃料に匹敵するようになるには2030年代後半まで掛かる見通しであるという見解を示したとされている。同社の専門リサーチャーによると、グリーン水素製造のコストは現時点において2.5~8US$/kgで、貯蔵や輸送などに掛かるコストを加算すると更に2~5US$/kgが上乗せされることになるが、化石燃料を利用して行う水素製造(グレー水素)の場合、0.7~1.5US$/kgであるとされている。一方、同リサーチャーは、「グリーン水素が製鉄のエネルギー源として競争的となるには1~1.5US$/kgの価格となる必要があるが、この価格が達成されるには再生可能エネルギーのコストが10US$/MWh以下とならなければならない。」と述べ、同社が鉄鉱石事業を行うWA州では再生可能エネルギー電力のコストがこの水準となることは現状では難しいうえ、グリーン水素を製造するために必要な再生可能エネルギーを確保することも、発電量の面で障壁が存在するとしている。

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