ニュース・フラッシュ
豪:豪連邦政府、20年ぶりとなる国家資源白書を発表、野党労働党も資源政策計画書を発表
保守連合が与党である豪連邦政府は2019年2月14日、豪州資源業界の長期的計画や課題をまとめた国家資源白書(National Resources Statement)を20年ぶりに発表した。先日発表されたResources 2030 Taskforceによる提言に基づいて作成された同白書では、豪州の資源は豪州国民、と・・・ 続きを読む
豪:Caravel社、WA州Caravel銅プロジェクトにおける資源量更新を発表
2019年2月13日、WA州でCaravel Cuプロジェクトを推進する豪Caravel社は、同プロジェクトの資源量更新を発表した。Caravelプロジェクトはパースの北北東120kmに位置しており、今回更新された総資源量は366.3mt、品位:Cu 0.35%(カットオフ品位:0.25%)で、資源量中の金属Cu量は・・・ 続きを読む
メキシコ:最高裁判所、Zacatecas州が創設した環境税を合憲と認める
2019年2月12日付け地元紙によると、メキシコ最高裁判所は、前政権による徴税やロイヤルティなどの徴収は連邦政府により平等に定められるべきであり、2017年にZacatecas州政府が創設した環境税条例はメキシコ憲法上の平等原則に違反すると上訴していた件(2018年10月23日付 ニュース・フラッシュ:環境税に対する・・・ 続きを読む
メキシコ:加Evrim Resources社、Cualeプロジェクトのボーリング調査結果公表
2019年2月11日付け業界紙によると、加Evrim Resources社(本社:バンクーバー)は、同社がJalisco州に保有するCuale金プロジェクトで実施中のボーリング調査結果を公表した。同プロジェクトでは、2018年に10孔、総掘削長2,179mのボーリング調査が行われ、着鉱幅32m(表層付近)、品位:Au・・・ 続きを読む
グアテマラ:共和国議会、鉱業法改正を検討
2019年2月13日付け地元紙の報道によると、グアテマラ立法府(el Poder Legislativo)は、現行の鉱業法(グアテマラ共和国議会法令第48-97号)が鉱山操業停止と社会紛争の原因となっているとし、同法改正を検討している。共和国議会のエネルギー鉱山委員会は声明の中で、各機関における調整欠如が鉱業プロジェ・・・ 続きを読む
パナマ:加First Quantum Minerals社、Cobre Panamá銅鉱山の操業開始を発表
2019年2月14日付け地元紙等によれば、加First Quantum Minerals社は、同社がパナマに保有するCobre Panamá銅鉱山の鉱石処理施設での処理開始を発表した。2月7日、初期供給速度4,000~5,000t/hの鉱石が一次粉砕装置に投入された。その後、銅精鉱の生産を含め、他の処理工程も順調に稼・・・ 続きを読む
ペルー:Toquepala銅鉱山の選鉱プラント、4月にフル操業開始
2019年2月12日付け地元紙によると、Southern Copper社のLarrea社長は、Toquepala銅鉱山(Tacna州)の選鉱プラントが2019年第2四半期初頭にフル操業に入るとの見通しを明らかにした。2018年末時点における本プラントの稼働率は60%だった。Toquepala銅鉱山拡張プロジェクトでは・・・ 続きを読む
ソロモン諸島:Axiom社、Kolosoriラテライトニッケルプロジェクトの概査ライセンス申請却下に関し、法的手段を検討
2019年2月6日付のメディアによると、ソロモン諸島でラテライトNiプロジェクトを推進する豪Axiom社は、2018年12月にソロモン政府の鉱山エネルギー地方電化省がKolosoriプロジェクトの概査ライセンスの申請を却下した旨の通知を受けたが、鉱業分野で経験の無い企業に対して1つあるいは2つの概査ライセンスが発給さ・・・ 続きを読む
豪:BHP、SA州Olympic Dam鉱山において電気自動車の導入を促進
2019年2月8日付の地元メディアによると、BHPはSA州で操業するOlympic Dam Cu-Au-U鉱山において、作業員のディーゼル排気微粒子暴露リスクを低下させることを目的とした電気自動車(EV)導入の取り組みを進めている。BHPは2018年6月に最初のEV軽車両を導入しており、今後燃料エンジンをリチウムイオ・・・ 続きを読む
豪:NSW州政府、金属鉱物資源に焦点を当てた「NSW Minerals Strategy」を発表
2019年2月7日、NSW州計画環境省はNSW州における鉱物資源への投資を促進することを目的とした「NSW Minerals Strategy」を発表した。この戦略では、石炭などの化石燃料資源ではなく、銅、銀、金、レアアース、白金族、コバルト、リチウム、チタン、ジルコニウムなど、今後先端技術における利用が期待される金・・・ 続きを読む
DRコンゴ:鉱業省は新鉱業法の議論の余地はないと主張
2019年2月5日付けのメディア情報によると、DRコンゴ鉱業省のJoseph Ikoli事務局長は、南アで行われた鉱業大会Mining Indaba内のパネルディスカッションにおいて、2018年に改定された同国の新鉱業法に議論の余地はないと述べた。新鉱業法では戦略鉱物のロイヤルティを最高10%まで引き上げ、現行の鉱業・・・ 続きを読む

