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 No.13-40  10月16日

[ 中南米 ]
チリ:ジュニア鉱山企業、COCHILCOとの会合でエネルギー・鉱業用水供給問題を喫緊の課題として提起
チリ:COCHILCO、チリの2013年銅生産量予測を570万tに上方修正
チリ:2013年8月の非鉄金属生産実績
チリ:Chuquicamata事業所の希望退職、これまでに133名が応じる
チリ:CODELCO、2013年8月に続き9.5億US$の社債を発行
チリ:Pascua Lama金-銀プロジェクトに新たな訴訟
ブラジル:加Lala Exploration社、Liberdade銅金プロジェクトの探鉱状況アップデートを公表
ブラジル:Vale、2017年までにCarnalitaカリウムプロジェクトの生産を開始する見込み
ペルー:政府、鉱業プロジェクト49件での社会争議防止へ取り組み
パナマ:加Petaquilla Minerals社、Molejón金鉱山の2013年度の決算及び生産実績を発表
メキシコ:加Endeavour Silver社、メキシコ3鉱山の2013年第3四半期の生産実績を発表
メキシコ:加Excellon Resources社、La Platosa多金属鉱山の2013年第3四半期の生産実績を発表
メキシコ:加Starcore International Mines社、San Martin金鉱山の資源量見込みを発表
メキシコ:Fresnillo社、Noche Buena鉱山における火薬使用許可の一時停止解除
ドミニカ:ドミニカ議会下院がFalcondoニッケル鉱山拡張計画の一部を国立公園に指定
ドミニカ:Falcondoニッケル鉱山の一時閉鎖に関しGlencore Xstrataが大統領と会合
コスタリカ:加Infinito Gold社、コスタリカ政府に10.9億US$の賠償請求

[ 北米 ]
米:Heatherdale社、アラスカ州Niblackプロジェクト等の推進を目的にアラスカ産業開発輸出公社と覚書締結
加:Matamec社、Kipawa レアアースプロジェクトの経済調査結果を発表
加:Lake社、金処理場拡張により第3四半期は堅実
加:Glencore XstrataとVale、サドベリー地域のニッケル鉱山操業に関して連携を模索

  [ アフリカ ]
ザンビア:政府、ZCCM-IHに対する保有株式を50%以下に削減する方針
ケニア:監査の結果、不適切なライセンス発給が発覚
DRコンゴ:国営Gecamines、資金調達に向け既存のJV契約見直しを示唆
DRコンゴ:国営Gecamines、Kamoto Copper Companyにおける権益を売却へ
ギニア:Nimba鉄鉱石プロジェクト、政府より鉱石積み出しに係る許可取得
ニジェール:仏Arevaのウラン鉱山操業に反対するデモが発生
南ア:Amplatsの白金鉱山でのストライキ終結、事業再建計画を修正
南ア:輸送公社でスト通告、石炭輸送への影響を注視

[ オセアニア ]
豪:SA州Honeymoonウラン鉱山、ロシアのARMZの100%所有へ
豪:BHP Billiton、Groote Eylandマンガン鉱山の拡張工事を完了し、50周年を祝う
豪:FIRB、Centrex Metals社に対する中国・Shandongの投資を承認

[ アジア ]
インドネシア:中国ASEAN投資協力基金、インドネシア最大のフェロニッケル製錬所に投資
中国:中国(上海)自由貿易試験区「ネガティブリスト」を発表、レアアース・レアメタル鉱の採掘・選別事業を禁止
中国:中国レアアース持株有限公司、OSRAM(中国)蛍光材料合弁企業の残り5割の株式を取得へ
中国:広西チワン族自治区の国土資源庁、2013年度レアアース採掘総量規制指標(第2回)を通達
中国:銅陵有色、沙渓銅鉱山を所有する廬江鉱業を買収
中国:中国有色金属、広東新豊のレアアース分離プロジェクトに13億元を投資
中国:西部鉱業、ボーキサイト鉱山など27億元相当の資産を出資金として青海省投資集団に資本参加 
中国:中色株式、年産7,000 tのレアアース製錬プロジェクトを推進へ
中国:レアアース総合回収利用企業を2014年指令性生産計画指標の申請対象に始めて組み入れ


チリ:ジュニア鉱山企業、COCHILCOとの会合でエネルギー・鉱業用水供給問題を喫緊の課題として提起

 COCHILCO(チリ銅委員会)の2013年10月7日付けプレスリリースによると、同委員会はPanaust South America社、Minera Silver Sandard Chile社などジュニア鉱山企業6社と会合を行い、チリにおける鉱山開発の優位性と課題について議論を行った。ジュニア企業からは、地質ポテンシャルの高さ、良好なインフラ及び労働力がチリの強みとして挙げられた一方で、喫緊の課題として、エネルギー及び鉱業用水供給問題の解決、プロジェクト開発に際し要求される許認可の見直し、認可手続きにおける法廷闘争化回避の必要性が提起された。

 COCHILCOは、提起された問題の進捗状況の継続的な情報提供を参加企業に約束した。

(2013.10. 8 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:COCHILCO、チリの2013年銅生産量予測を570万tに上方修正

 COCHILCO(チリ銅委員会)は、2013年10月7日に公表した銅市場動向報告書の中で、チリの2013年銅生産量を570万tと予測、7月時点で予測していた553万tから上方修正した。この上方修正は、Escondida鉱山(チリ第Ⅱ州)、Collahuasi鉱山(チリ第Ⅰ州)、Esperanza鉱山(チリ第Ⅱ州)の生産が好調であることによる。2014年のチリの銅生産量は、2013年の予測値から23万t多い593万tが予想されている。同じ報告書の中で、2013年の平均銅価格を3.32 US$/lbと予測、7月に予想した3.27 US$/lbから引き上げた。2014年の平均銅価格は3.15 US$/lbと予想している。

(2013.10. 8 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:2013年8月の非鉄金属生産実績

 2013年10月7日、COCHILCO(チリ銅委員会)は月報電子版でチリの2013年8月鉱産物生産実績を公表した(下表)。2013年1月~8月の銅生産量は前年同期比7.0%増の374.7万t。Collahuasi鉱山(チリ第Ⅰ州)の生産回復が顕著で、同鉱山における2013年8月の銅生産量は前年同月比137%増の4.6万t、2013年1月~8月の銅生産量は24.95万tとなり前年同期比32.4%増であった。

チリの非鉄金属生産実績

  2013年8月生産量 2013年1~8月生産量 対前年同期比
増減
銅(千t) 492.6 3,746.7 7.0%増
モリブデン(t) 2,933.2 24,668.8 3.6%増
金(t) 3.9 33.4 10.1%増
銀(t) 100.9 775.7 3.7%増
(2013.10. 9 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:Chuquicamata事業所の希望退職、これまでに133名が応じる

 メディア報道によると、CODELCOのChuquicamata事業所(チリ第Ⅱ州)において、2018年の坑内採掘移行を前に人件費削減及び従業員の平均年齢引き下げのために実施されている希望退職募集にこれまで133名が応じた。2013年から2016年末までに、2,150名の希望退職者を募集する退職プランに労働組合側が同意することを条件に、2012年末の労働協約交渉で1,680万Peso(約35,400 US$:当時)のボーナスと300万Peso(約6,300 US$:当時)のソフトローンが合意されていた。CODELCOは2013年末までに希望退職に応じる労働者数が増えることを期待しているが、労働組合は会社側の提案は不十分であるとしている。

 Chuquicamata事業所は、CODELCOの事業所中最も多い6,767名(2012年)の従業員を抱えている。2012年の銅生産量は35.6万tであった。

(2013.10. 9 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:CODELCO、2013年8月に続き9.5億US$の社債を発行

 CODELCOは、2013年10月11日付プレスリリースによると、9億5,000万US$の30年社債を発行した。表面利率5.625%及び利回り5.775%である。募集額の3倍を超える申し込みがあり、米大陸、欧州、アジア、中東の150以上の投資家からの発注があったという。CODELCOは、8月にも7.5億US$(10年債)を発行している。

(2013.10.11 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
チリ:Pascua Lama金-銀プロジェクトに新たな訴訟

 メディア報道によると、チリ・アルゼンチン国境を跨ぐ二国間開発プロジェクトであり、加Barrick Goldが開発を進めるPascua Lama金-銀プロジェクトに関し、Antofagasta上訴裁判所が新たな環境訴訟の審査を行うことに合意した。訴訟は、環境被害の可能性と地域住民の生活の質の悪化に対する懸念から起こされたもの。Pascua Lama金-銀プロジェクトを巡っては、2013年9月に最高裁判所から水管理システムを建設再開前に完成させるよう命じられている。

(2013.10.11 サンティアゴ 縫部保徳) 目次へ
ブラジル:加Lala Exploration社、Liberdade銅金プロジェクトの探鉱状況アップデートを公表

 加Lala Exploration社は2013年10月8日付プレスリリースで、Liberdade銅金プロジェクトでのボーリング調査結果を公表した。2013年4月から7月にかけて、本プロジェクトのオペレータであるCODELCOによりボーリング13孔が実施された結果、掘進深度336 m~346 mの区間において銅換算品位1.36%(銅1.30%、金98 ppb)等が捕捉され、Fortuna鉱化帯の拡大や、あらたな鉱化帯の発見などの成果があったとしている。対象面積8,491 haの本プロジェクトは、ブラジル北部Para 州のCarajas地域西部Sao Felix do Xinguに位置し、既存のIOCG型鉱床と類似する鉱床賦存が期待されている。2010年10月、CODELCOは、4年間で330百万US$を支出することで権益51%を取得できるとの条件で本プロジェクトへ参入したが、間もなくこれを達成する見込みである。権益51%を取得した後、CODELCOは一方的拠出を選択することにより追加権益24%(合計75%)を取得することが可能であるが、それには銅量500千t以上の資源量の確定が必要とされている。

(2013.10. 8 サンティアゴ 山本邦仁) 目次へ
ブラジル:Vale、2017年までにCarnalitaカリウムプロジェクトの生産を開始する見込み

 メディア報道によると、Valeは、2017年までにブラジル北東部Sergipe州のCarnalitaカリウムプロジェクトにおける生産を開始する見込みである。初期投資総額40億US$の本プロジェクトでは、最初の2年間で投資額20億US$の第1期建設工事を実施し、その後年間1.2百万tの炭酸カリウム生産を開始する計画である。これはブラジル国内最大規模の炭酸カリウム生産量で、これにより、国内需要の15%を賄うことが可能となる。近傍に位置するTaquari-Vassourasカリウム鉱山の埋蔵量(2011年末で11.5百万t)が枯渇する2017年までに、生産開始に漕ぎ着ける予定としている。その後の第2期建設工事では、さらに2年弱の期間と20億US$を費やし、年間生産量2.4百万tまで生産規模を倍増する計画である。ブラジルは、牛肉、鶏肉、大豆、砂糖、エタノール、オレンジジュース、コーヒーに関して世界最大の生産国であるが、これらの生産に必要な肥料原料を大きく輸入に依存しており、カリウム原料である炭酸カリウムは90%を輸入してる。なお、2012年の炭酸カリウム輸入量は7.5百万tであった。Valeは、2013年3月にアルゼンチンでのRio Coloradoカリウムプロジェクト(初期投資額63億US$)からの撤退を発表して以降、新たなカリウムプロジェクトを模索していた。なお、本プロジェクトは2013年12月の役員会で最終承認される見込みで、直近12ヶ月間で30%下落したカリウム取引価格(362.5 US$/t)が、本プロジェクト方針へどのような影響を与えるかが注目される。

(2013.10. 9 サンティアゴ 山本邦仁) 目次へ
ペルー:政府、鉱業プロジェクト49件での社会争議防止へ取り組み

 2013年10月14日付け地元紙によると、社会的格差や貧困が存在する地域における社会争議の防止に取り組んでいる内閣の持続的対話局(ONDS)は、国内で発生している社会争議のうち37%が鉱業に関連しており、政府として鉱業プロジェクト49件を巡る争議の防止に取り組む方針を明らかにした。

 政府は、早期に争議防止に取り組むことによって、今後5年間で574億3百万US$に上るこれらプロジェクトへの投資を保護したい意向である。なお、プロジェクト49件のうち9件は拡張プロジェクトで、12件は環境影響評価(EIA)が承認済み、3件はEIA審査中、25件は探鉱段階となっている。

 内閣によると、2013年9月には全国19県で62件の社会争議が確認され、その大部分が企業による天然資源の採掘や利用に関連するものであった。このうち、鉱物資源関連は23件、炭化水素関連は9件、インフォーマル鉱業関連8件、農業関連が6件だった。また、県別ではCajamarca県で7件、Ancash県で6件、Loreto県で6件の争議が確認された。

(2013.10.14 リマ 岨中真洋) 目次へ
パナマ:加Petaquilla Minerals社、Molejón金鉱山の2013年度の決算及び生産実績を発表

 2013年10月9日付け業界紙等によると、加Petaquilla Minerals社(本社:バンクーバー)は、Molejón金鉱山の2013年度における決算及び生産実績を下表のとおり発表した。

 なお、同社は、2013年度より会計年度の終了月を従来の5月末から6月末へと変更したため、2013年度の会計年度は2012年6月1日から2013年6月30日の13か月間、また、2013年度の第4四半期は4か月間となった。


  2013年度第4四半期 2013年度
総収益(百万US$) 24.1 110.7
営業利益(百万US$) 0.5 36.0
EBITDA(百万US$) 4.4 23.1
金(㎏) 370.5 2,099.2
金概測資源量(t) 13.8
金予測資源量(t) 4.5
(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
メキシコ:加Endeavour Silver社、メキシコ3鉱山の2013年第3四半期の生産実績を発表

 2013年10月9日付け業界紙等によると、加Endeavour Silver社(本社:バンクーバー)は、Durango州に保有するGuanacevi銀鉱山、Guanajuato州に保有するBolañitos銀鉱山及びEl Cubo銀鉱山の2013年第3四半期における生産実績を下表のとおり発表した。


  粗鉱処理量(t) 銀生産量(㎏) 金生産量(㎏)
Guanacevi銀鉱山 107,480 22,241.5 61.5
Bolañitos銀鉱山 181,442 24,719.0 493.5
El Cubo銀鉱山 100,168 10,762.8 158.7
2013年第3四半期合計 389,090 57,723.3 713.7
2012年第3四半期合計 306,164 35,392.1 365.6
(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
メキシコ:加Excellon Resources社、La Platosa多金属鉱山の2013年第3四半期の生産実績を発表

 2013年10月10日付け業界紙等によると、加Excellon Resources社がDurango州に保有するLa Platosa多金属鉱山の2013年第3四半期の生産実績を下表のとおり発表した。


  2013年第3四半期 2012年第3四半期
銀(㎏) 14,138.8 607.9
鉛(t) 871.6 126.3
亜鉛(t) 975.2 192.7
(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
メキシコ:加Starcore International Mines社、San Martin金鉱山の資源量見込みを発表

 2013年10月10日付け業界紙等によると、加Starcore International Mines社は、Querétaro州に保有するSan Martin金鉱山の資源量見込みを下表のとおり発表した。


  鉱量・資源量 金平均品位 銀平均品位
確定鉱量 334,271t 2.40g/t 25g/t
推定鉱量 371,727t 2.61g/t 22g/t
予測資源量 1百万t 2.17g/t 20g/t
(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
メキシコ:Fresnillo社、Noche Buena鉱山における火薬使用許可の一時停止解除

 2013年10月10日付け業界紙等によると、Fresnillo社は、同社の子会社であるMinera Penmont社がSonora州に保有するNoche Buena鉱山において、国防省(SEDENA)による火薬使用許可の一時停止が解除され、操業を再開した旨発表した。

 この背景として、2012年にMinera Penmont社が同州に保有するDipolos鉱山において、近隣の共有地所有者5名により同鉱山地域賃貸用地1,800 haの返還訴訟(同社が環境を含めた賃貸契約を遵守していないとの名目で、実質的には大幅な賃貸料引き上げを目的とした訴訟と見られている。)において、農地問題担当高等裁判所が共有地所有者の訴えを認め、同社に対し共有地の返却を命じるとともに、国防省に対し同社の火薬使用許可(Dipolos鉱山のほか、Soledad鉱山、La Herradura鉱山及びNoche Buena鉱山を含む。)の一時停止を申請した経緯を有す。

 同社によると、Dipolas鉱山以外に対する一時停止措置は過剰であり、かつ、裁判所も一時停止措置に関し外部に委任した報告書の見直しを行ったところ、Dipolas鉱山以外に対する一時停止措置を継続する理由が見当たらないとの見解を国防省に正式に伝えた。

 国防省は、Soledad鉱山及びLa Herradura鉱山に関しても、裁判所に対しNoche Buena鉱山同様の報告を求めている。

 これらを踏まえ、同社は、Soledad鉱山及びLa Herradura鉱山に関しても今後2週間以内に一時停止措置が解除されることを期待している。

(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
ドミニカ:ドミニカ議会下院がFalcondoニッケル鉱山拡張計画の一部を国立公園に指定

 2013年10月4日付け業界紙等によると、ドミニカ議会下院は、本年10月1日にGlencore Xstrataが保有するFalcondoニッケル鉱山の拡張計画に位置するLoma Miranda地区を国立公園に指定することを承認した。

 同下院での承認は、国連開発計画(UNDP)による評価結果(同社が作成した同鉱山の環境影響評価報告書は、鉱業活動により広域に及ぶ環境への評価、生物の多様性及び社会への影響の評価等が不足していることから不完全である旨の内容)及びドミニカ国立科学アカデミーの勧告を踏まえたものである。

 今後、本件に関しては上院で審議される予定であるが、本年10月3日に同鉱山労働者の一部グループがCristina Lizardo上院副議長に対し上院での否決を求める要請を行った。

 Rafael Osiris de Leon地質技師によると、本件が上院で承認された場合、同社はドミニカ政府に対し、採掘権75年(2030年満了)の喪失に対する賠償を請求することとなる旨コメントした。

 一方、地域コミュニティは、Cibao中央地域に位置する土地に関しても生物多様性を保護する観点から、議会に対し国立公園の指定を申請する予定である。

 なお、同鉱山は、同社が権益の85%を保有しており、2012年におけるフェロニッケルの生産量は15,186 tであった。

(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
ドミニカ:Falcondoニッケル鉱山の一時閉鎖に関しGlencore Xstrataが大統領と会合

 2013年10月7日付け業界紙等によると、Glencore Xstrata は、ドミニカに保有するFalcondoニッケル鉱山について、先週発表した一時閉鎖に関し議論するため、 Danilo Medina大統領と会合を行った。

 同社のDarren Bowden社長によると、ドミニカ及び同鉱山の地元であるBonaoの発展に貢献するため、同鉱山の一時閉鎖期間を最小限となるよう可能な限り努力を行う旨表明した。

 一方、同大統領は、同鉱山労働者の家族の将来を強く憂慮するとともに、最善の支援を行う旨を表明した。

 なお、先週の発表に際し、同鉱山の閉鎖期間は3年間におよび、その結果、職員約1,000人と契約社員約700人が解雇される見通しが示された。

(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
コスタリカ:加Infinito Gold社、コスタリカ政府に10.9億US$の賠償請求

 2013年10月7日付け業界紙等によると、加Infinito Gold社(本社:カルガリー)は、コスタリカに保有するCrucitas金プロジェクトに関し、世銀の投資紛争解決国際センター(ICSID)を通じコスタリカ政府に対して10.9億US$の賠償請求の訴えを起こした。

 この背景として、2008年2月にコスタリカ環境エネルギー通信省地質鉱山部は、同社の現地法人であるIndustrias Infinito(IISA)社を通じ同プロジェクトの採掘権を付与したが、2011年11月にコスタリカ議会が露天掘による鉱山開発を禁止する鉱業法改正案を可決すると、同年11月に国家管理高等裁判所が同プロジェクトの採掘権を取り消す裁定を下し、その後、最高裁での上告棄却や、カナダ・コスタリカ2国間貿易協定に基づく交渉等が行われた経緯を有する。

 コスタリカ政府は、Infinito Gold社への採掘権の付与において不正行為があったことや、同プロジェクトを公共の利益に即したプロジェクトであると宣言するには技術的な基盤が希薄であることを説明した。

 一方、同社は、ICSIDへの仲裁は避けることができたにもかかわらず、今後、コスタリカ政府と同社は非常に長期に亘る裁判と、歴史上最も莫大な賠償額の国際訴訟に直面することを残念に思う旨表明した。

 なお、René Castro環境大臣によると、露天掘による鉱山開発を禁止する法律は有効であり、また、本件に関しては、環境エネルギー通信省(MINAE)及び外国貿易省(COMEX)は法的及び経済的観点から今後政府を弁護していく旨説明した。

(2013.10.14 メキシコ 縄田俊之) 目次へ
米:Heatherdale社、アラスカ州Niblackプロジェクト等の推進を目的にアラスカ産業開発輸出公社と覚書締結

 2013年10月9日、Heatherdale Resources Ltd.(以下、Heatherdale社)は同社がアラスカ州最南端のPrince of Wales島に保有するNiblack銅-亜鉛プロジェクト及び鉱石処理プラントの予定地となるKetchikan Gateway郡のGravina島工業団地に関して、アラスカ産業開発輸出公社(Alaska Industrial Development and Export Authority、以下AIDEA)と開発促進に向けて協調するという覚書を締結したことを発表した。

 覚書では、Heatherdale社とAIDEAは共同して、Ketchikan市の近くのGravina島工業団地における鉱石処理プラント、港湾、尾鉱貯蔵施設の可能性について評価することとし、またAIDEAがどのような形でNiblack銅-亜鉛プロジェクトの開発を支援できるか決定するよう取り組むとしている。

 Heatherdale社は、2009年からNiblackプロジェクトに対して3,700万US$を投じて20万ft(約61,000 m)のコアボーリングを実施し、概測資源量として560万t、予測資源量として340万tの鉱量を確認している。

(2013.10.11 バンクーバー 片山弘行) 目次へ
加:Matamec社、Kipawa レアアースプロジェクトの経済調査結果を発表

 2013年10月9日付地元報道によれば、Matamec Explorations Inc(以下、Matamec社)は、外部に依頼して行ったKipawaプロジェクトの経済調査結果を発表した。

 この調査結果によれば、建設段階の2年間でAbitibi及びTemiscamingueに2,400人の直接的・間接的雇用とケベック州内に総額2億1,200万$の経済効果があるとしている。また、鉱山操業中の15年間で新たに408人の直接的・間接的雇用を創出し、同州内に年間6,190万$の経済効果があるとしている。

(2013.10.11 バンクーバー 昆野充登) 目次へ
加:Lake社、金処理場拡張により第3四半期は堅実

 2013年10月9日付地元報道によれば、Lake Shore Gold Corp(以下、Lake社)のBell Creek millの拡張工事が終了した。1日平均3,370 tの金鉱石を処理し、9月には12,800 ozの金を生産した。Lake社保有のTimmins West鉱山及びBell Creek鉱山で生産された鉱石は、Bell Creek millで処理される。

 Bell Creek millの第3四半期の総処理量は202,300 t。内訳はTimmins West鉱山の鉱石が148,400 t(品位4.9 g/t)、Bell Creek鉱山の鉱石が42,600 t(品位4.2 g/t)、及びストックパイル11,300 tである。

(2013.10.11 バンクーバー 昆野充登) 目次へ
加:Glencore XstrataとVale、サドベリー地域のニッケル鉱山操業に関して連携を模索

 報道によると、Glencore XstrataとValeがカナダ・サドベリー地域で操業する両社のニッケル鉱山に関して、コスト削減を目的とした連携についての話し合いを復活させた模様である。

 この話し合いはまだ初期段階のものであるが、長年論じられてきた本地域での採掘や処理等に関する様々なオプションについて、再度議論を復活させたようである。なお、話し合われている協力は両社のサドベリー地域のみとされている。

 2006年に当時のFalconbridge社とInco社が合併を提案した際、合併によるコスト削減効果は5億5,000万C$に達すると予期されていた。現在、Glencore Xstrataはサドベリー地域でNickel Rim South鉱山、Fraser鉱山、選鉱施設、製錬所を保有しており、Valeは6つの鉱山と選鉱施設、製錬所、精錬所を保有している。

(2013.10.11 バンクーバー 片山弘行) 目次へ
ザンビア:政府、ZCCM-IHに対する保有株式を50%以下に削減する方針

 2013年10月8日付けメディア報道によれば、ザンビア政府は現在、国営鉱山公社ZCCM-IHの株式87.6%を保有しているが、これを50%にまで引き下げる方針であることをYaluma鉱山大臣が明らかにした。ZCCM-IHは、1970年代から90年代にかけて行った鉱山国有化政策の中核機関であるZCCMを前身とし、90年代後半からの民営化の過程で政府権益の受け皿として持ち株会社に改組された。現在、Konkola銅鉱山やKansanshi銅鉱山等国内主要鉱山の権益を20%前後保有しているが、Yaluma鉱山大臣は今回の決定について「我々は過去に行った国営化とは決別し、鉱業セクターの民営化を一層推進する」とコメントしている。

(2013.10.14 ロンドン 小嶋吉広) 目次へ
ケニア:監査の結果、不適切なライセンス発給が発覚

 2013年10月5日付けメディア報道によれば、ケニア政府は現在、本年1月~5月までに発給されたライセンスの監査を行っているところであるが、この度発表された中間報告によれば、対象となった43ライセンスのうち15件について手続き上の瑕疵が見つかった。瑕疵が指摘されたケースとしては、排他的探査権申請に当たっては非排他的探査権の保有が要件であるところ、非排他的探査権を保有していない会社に対し排他的探査権が発給されたケースや、法人登記が未登録の会社に対するライセンス発給等があったとのこと。

 本監査に係る最終報告は今年中に発表される予定であるが、Balala鉱業省長官は、2003年~2012年までに発給されたライセンスに対しても今後監査を行いたいとコメントしている。

(2013.10.14 ロンドン 小嶋吉広) 目次へ
DRコンゴ:国営Gecamines、資金調達に向け既存のJV契約見直しを示唆

 2013年10月8日付けメディア報道によれば、国営鉱山公社Gecaminesは現在、操業鉱山に係るJV契約の見直しを行っており、見直しの結果、Gecaminesが不利な内容となっているJV契約については、JVパートナーに対し改善措置を要求する構えであることをAlbert Yuma会長が明らかにした。改善措置を要求する企業名は具体的には明らかにしていないが、Glencore XstrataやFreeport McMoRan等とGecaminesは現在JVを組んでいる。

 内戦前は世界屈指の銅生産者(1986年の銅生産量は476千t)であったGecaminesは、現在深刻な資金不足に陥っており、10億US$の債務を抱えるほか、旧式機材の入れ替えのために20億US$、また電力不足による自家発電設備建設費として7.5億US$を調達する必要があると言われている。

(2013.10.14 ロンドン 小嶋吉広) 目次へ
DRコンゴ:国営Gecamines、Kamoto Copper Companyにおける権益を売却へ

 メディア報道によると、国営鉱山会社Gecaminesは、Kamoto Copper Company (KCC)において同社が有する20%の権益の売却を検討中であり、既に権益獲得を希望する14社との話し合いを行っている。Gecaminesは2015年までに同社の銅生産量を10万t/年へと増大させることを目標としており、生産量拡大が期待できるプロジェクトへの資金調達のために、複数のJVプロジェクトにおける同社の権益を売却している。同社のAlbert Yuma会長は「入札に参加した14社と協議を行っており、権益売却に向けた作業を進めている。」とコメントした。なお、KCCにおける筆頭株主はスイスGlencore Xstrataであり、第一先買権を有している。

(2013.10.14 ロンドン 北野由佳) 目次へ
ギニア:Nimba鉄鉱石プロジェクト、政府より鉱石積み出しに係る許可取得

 Sable Mining社(ロンドンAIM上場)の2013年10月11日付けニュースリリースによれば、同社が現在探鉱中のNimba鉄鉱石プロジェクト(同国南東部、リベリアとの国境付近)の鉱石輸送に関し、リベリア国内の鉄道を経由し、リベリア南部Buchanan港より積み出すことついてギニア政府より許可を得たことを明らかにした。ギニア・リベリアの両国政府は1989年に地域統合促進に係る合意を結んでおり、今回の許可は本合意に基づくもの。

 Nimba鉄鉱石プロジェクトのFe平均品位は59.4%、資源量(JORC規程準拠、予測及び概測)は135.5百万t(カットオフ品位Fe 40%)であり、DSO(直接積出鉱石)により2015年に生産開始予定である。

(2013.10.14 ロンドン 小嶋吉広) 目次へ
ニジェール:仏Arevaのウラン鉱山操業に反対するデモが発生

 2013年10月12日付けメディア報道によれば、仏Areva操業のウラン鉱山(Somair鉱山(Arlit鉱山))が立地する同国北部のArlitでは、数千人の住民がArevaの操業に反対するデモを行った。Somairウラン鉱山に係る鉱業契約(期間10年)が本年末に契約更新を迎えることから、ニジェール政府は現在、操業の適正性について監査を行っているところであるが、デモを行った住民達は政府の監査実施を支持するとともに、プロジェクトによる政府や住民への裨益が少ないことを批判した。例えば現行の鉱業契約では、Arevaは年間2千万㎥の水を無償で使用できると規定されているが、地域住民は水不足に悩まされており、住民は契約の片務性是正について強く要望している。Somairウラン鉱山の権益は、Arevaが63.4%、ニジェール政府が36.6%を保有している。

(2013.10.14 ロンドン 小嶋吉広) 目次へ
南ア:Amplatsの白金鉱山でのストライキ終結、事業再建計画を修正

 Anglo American Platinum社(Amplats)は2013年10月10日、同社のRustenburg及びNorth of the Pilanesburg白金鉱山でのストライキが終結したと発表した。今回のストライキは、鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)に属する鉱山労働者が同社の事業再編計画の一環として予定されている3,300名の解雇に対する抗議として9月27日に開始した。Amplatsは同社の事業再編計画を見直し、解雇が予定されていた3,300名の労働者に対して自主退職手当(voluntary separation packages)を与え、またうち1,250名に関しては6か月間、鉱山の再生作業にかかわる仕事を提供することで労働者との合意に達した。

 なお、Amplatsの発表によると、11営業日にわたる今回のストライキにより、同社の白金生産で44,000 ozの損失が発生した。

(2013.10.14 ロンドン 北野由佳) 目次へ
南ア:輸送公社でスト通告、石炭輸送への影響を注視

 メディア報道によると、南アの輸送公社Transnet Freight Rail社は労働組合からスト通告を受け取ったことを同社の顧客に通達した。ストライキは、2013年10月10日の真夜中から開始される予定であったが、10月11日時点では公社側と組合側の協議が継続しており、ストライキは開始されていない。ストライキが発生した場合、世界最大級の石炭輸出能力のある同国のRichard’s Bay港への石炭の輸送に影響が出る可能性がある。

(2013.10.14 ロンドン 北野由佳) 目次へ
豪:SA州Honeymoonウラン鉱山、ロシアのARMZの100%所有へ

 2013年10月10日地元紙は、ロシアの国有企業でウラン生産最大手であるJSC Atomredmetzoloto(以下ARMZ)によるUranium One社(本社トロント)の100%子会社化にともない、2013年10月18日にUranium One社がSA州に所有しているHoneymoonウラン鉱山がARMZの100%所有になる、と報じた。Uranium One社は同社の普通株式51.4%を所有していたARMZ社と2013年1月に友好的企業買収に関する契約を締結していた。

(2013.10.15 シドニー 栗原政臣) 目次へ
豪:BHP Billiton、Groote Eylandマンガン鉱山の拡張工事を完了し、50周年を祝う

 2013年10月10日、BHP Billiton(以下BHP)は同社ウェブサイトにおいて、NT州Groote Eylandマンガン鉱山(以下GEMCO:権益比率BHP60%、Anglo American40%)の50周年を祝うと同時にGEMCOの拡張工事が完了したことを発表した。GEMCOの拡張工事には5年間で4億6,200万A$が投じられ、そのうち今回完了した2億7,900万A$の第2ステージの拡張工事では年間生産能力が420万tから480万tに拡大され、さらにインフラの能力は590万tに拡張された。GEMCOは50年間で8,000万t以上の鉱石を輸出した。

(2013.10.15 シドニー 栗原政臣) 目次へ
豪:FIRB、Centrex Metals社に対する中国・Shandongの投資を承認

 2013年10月11日、Centrex Metals社(本社:豪Adelaide、以下Centrex)は同社ウェブサイトにおいて、NSW州Lachlan Fold Beltに位置するGoulburnベースメタルプロジェクトに関する中国Shandong 5th Geo-Mineral Prospecting Institute (以下Shandong)とのJVをFIRB(豪州外国投資委員会)が承認し、残る手続きは中国政府の認可のみとなったことを発表した。JVはShandongが200万A$を投資し、Goulburnプロジェクトの権益35%を取得するもので、Shandongは生産までに必要な費用を全て負担することで80%の権益を取得するオプション権を有している。なお、Centrexは、SA州において中国のBaotou Iron & Steel Group Company及びWuhan Iron & Steel (Group)との鉄鉱石JVプロジェクトを所有している。

(2013.10.15 シドニー 栗原政臣) 目次へ
インドネシア:中国ASEAN投資協力基金、インドネシア最大のフェロニッケル製錬所に投資

 安泰科によれば、2013年10月3日、中国-ASEAN投資協力基金(CAF)はフェロニッケル投資・融資プロジェクト協定を正式に締結した。上海鼎信投資集団有限公司とインドネシア八星投資公司と共同で、インドネシアで大規模なフェロニッケル製錬所の開発を進める。

 同プロジェクトは、中国第2位のステンレス生産企業、インドネシアのニッケル生産企業及びCAFが共同で、インドネシアで最大のフェロニッケル製錬所を建設し、運営することになり、新たに設立した中国・インドネシア工業投資協力区内で進める。製錬所の建設後、年間30万tフェロニッケルを輸出することができる。同プロジェクトはインドネシアにおける中国ASEAN基金の初の投資プロジェクトで、ASEAN地域では9件目の投資案件である。

 中国-ASEAN投資協力基金(CAF)は、中国国務院が承認し、国家発展改革委員会が認可したオフショア・ドル権益投資基金を創設し、中国輸出入銀行が、国内外の数社の投資機関との共同出資により創設したものである。主にASEAN地域のインフラ施設、エネルギー・天然資源などの分野に投資し、中国とASEAN10か国の間の経済貿易関係及び戦略的協力関係を促進する。創設した資金枠は100億US$で、現在第1弾の10億US$の資金をすべて運用している。

 上海鼎信投資集団有限公司は青山集団傘下の企業である。青山集団は中国国内最大のフェロニッケル生産企業でもある。

 インドネシア八星集団は、様々な事業を展開し、主にインドネシアのセレベス島にあるラテライトニッケル資源の開発を実施している。

(2013.10.14 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:中国(上海)自由貿易試験区「ネガティブリスト」を発表、レアアース・レアメタル鉱の採掘・選別事業を禁止

 安泰科によれば、中国(上海)自由貿易試験区がこの度正式に設立された。公表された「中国(上海)自由貿易試験区外国企業投資参入許可特別管理施策(ネガティブリスト)(2013年)」の中で、非鉄金属プロジェクトに関連するものは以下の通りである。

・ 非鉄金属採掘・選別事業の中で、アスカライト(ホウ素鉱物)の採掘事業、リチウム鉱石の採掘・選別事業、及び有価金属(金、銀、白金族金属)の採掘事業に投資することを制限する。タングステン・モリブデン・錫・アンチモンの採掘事業、レアアース・放射性鉱物の採掘・選別事業に投資することを禁止する。

・ 製造産業の非鉄金属製錬及び圧延加工分野については、電解アルミニウム・銅・鉛・亜鉛など非鉄金属製錬産業、タングステン・モリブデン・錫(錫の化合物を除く)・アンチモン(酸化アンチモン及び硫化アンチモンを含む)などレアメタル製錬産業、レアアース製錬・分離産業(合弁、合作に限る)に投資することを制限する。

・ 製造産業の中で電池製造業に投資することを全面的に禁止する。その中には開口式(酸性ガス直接排出式)鉛蓄電池、水銀ボタン式酸化銀電池、水銀ボタン式アルカリ性亜鉛マンガン電池、密閉型亜鉛・マンガン電池、カドミウム・ニッケル電池の製造産業が含まれている。

・ 科学研究及び技術サービス業、地質調査産業の中で、タングステン、モリブデン、錫、アンチモン、蛍石、レアアース、放射性鉱物資源探査事業に投資することを禁止する。

(2013.10. 8 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:中国レアアース持株有限公司、OSRAM(中国)蛍光材料合弁企業の残り5割の株式を取得へ

 安泰科によれば、中国レアアース持株有限公司は、1,513.25万元(2.4百万US$)で、OSRAM(中国)蛍光材料(合弁会社)の50.1%の株式を取得することを発表した。合弁会社は、主に蛍光製品の製造及び販売事業を展開している。買収後、中国レアアース持株有限公司が同合弁会社の100%の権益を保有することになる。

(2013.10. 8 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:広西チワン族自治区の国土資源庁、2013年度レアアース採掘総量規制指標(第2回)を通達

 安泰科によれば、広西チワン族自治区の国土資源庁は、国のタングステン・アンチモン及びレアアース鉱石に対する採掘総量規制の要求及び「2013年度レアアース・タングステン・アンチモン鉱石採掘総量規制(公文番号:国土資発「2013」100号)」に基づき、「2013年広西チワン族自治区のレアアース・タングステン・アンチモン鉱石採掘総量規制指標(第2回)に関する通達」を発表した。

 本通達では、各関連鉱山企業は採掘総量規制に厳格に従って生産を行い、指標を超える採掘行為を厳しく禁止する。2013年に未使用の採掘指標については、次の年度に繰り越して使用できない。保護的な採掘を行う特定鉱種に対する採掘総量規制に関する責任状及び契約書制度は継続的に実施する。県クラスの国土資源主管部門は、鉱山企業と責任範囲の契約を結び、権利、義務及び違約責任を明確にする。

 2013年度の第2回分及びその後に公表する採掘総量規制指標については、中国資源部から広西チワン族自治区に配分される指標の状況により設定する。

2013年広西チワン族自治区のレアアース採掘総量規制指標(第2回)

保護性採
掘鉱種
採掘権者 鉱山名 2013年採掘総
量規制指標
(t)
備 考
レアアース
(REO)
中国アルミ広西有色崇左レアアース開発有限公司 中国アルミ広西有色崇左レアアース開発有限公司六湯レアアース鉱山 200  
  広西有色金属集団レアアース開発有限公司 貴梧高速道路レアアース回収プロジェクト 0 回収利用
  広西有色金属集団梧州レアアース開発有限公司 岑渓市花岡岩鉱区随伴共生レアアース資源回収プロジェクト 700 回収利用
  中国アルミ広西有色レアアース開発有限公司 永賀高速道路及び貴広高速鉄道建設におけるレアアース回収プロジェクト 450 回収利用
合 計 1,350  
(2013.10. 8 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:銅陵有色、沙渓銅鉱山を所有する廬江鉱業を買収

 安泰科によれば、銅陵有色は、安徽銅冠(廬江)鉱業有限公司(以下「廬江鉱業」と略称)の100%の権益を買収する予定であると発表した。廬江鉱業は、2013年10月8日に安徽省国土資源庁が発行した「中華人民共和国採掘許可証」を取得しており、同許可証の有効期限は2033年10月8日である。

 廬江鉱業の主要資産は沙渓銅鉱山の鉱業権で、鉱区面積は1.4㎢、生産規模は330万t/年である。現在、廬江鉱業は既に国土資源部、環境保護部及び安徽省発展改革委員会における承認を取得している。

 採掘ライセンスは、鉱山を開発するための必要条件で、現在同鉱山は建設前段階にあり、生産稼動までにはまだ時間がかかる。

(2013.10.10 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:中国有色金属、広東新豊のレアアース分離プロジェクトに13億元を投資

 安泰科によれば、中国有色金属建設株式有限公司は、広東新豊県政府と投資建設プロジェクトの調印式を挙行した。契約に基づき、中国有色は13億元(208百万US$)を投資し、新豊県で中色南方レアアース分離プロジェクトを建設し、中国国内で重要となるイオン吸着型レアアースの生産・研究開発・実用及び物流センターを構築する。

 新豊県政府によると、2010年に新豊県のレアアース資源の統合開発プロジェクトを韶関市の重要プロジェクトとし、広東省環境保護庁は特別調査研究チームを組織し、新豊県回龍鎮等地域のレアアース資源の統合開発プロジェクトに対する調査研究を行った。その結果、同プロジェクトは国家発展改革委員会の承認を取得し、新豊県回龍鎮で登記する。契約に基づき、中国有色金属建設株式有限公司は13億元を投資し、レアアース精鉱の年間処理能力は7,000 t、稼動後に年間生産額は23億元に達する見込み。同プロジェクトは、2013年末に正式に建設開始する予定。

(2013.10.10 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:西部鉱業、ボーキサイト鉱山など27億元相当の資産を出資金として青海省投資集団に資本参加 

 安泰科によれば、西部鉱業は、傘下にある非鉄金属の主要業務と関連度の低い石炭発電、ボーキサイト鉱山、炭素資産を出資金として、青海省投資集団有限公司(以下青海省投資集団と略称する)に資本参加すると公告を発表した。

 公告によると、西部鉱業は傘下の子会社である百河アルミ業、西海石炭発電の100%の権益、西部炭素の51%の権益及び唐湖電力の全資産を26.52億元(424百万US$)に換算し、3.14億元(50百万US$)の現金と共に、合計29.66億元(474百万US$)を出資する。その増資の後、青海省投資集団の登記資本の35.89%を所有することになる。取引完了後、西部鉱業は青海省投資集団の第2株主となる。ちなみに、青海投資集団は、第1株主の青海国有資産監督管理委員会の傘下の大規模な国有企業である。

(2013.10.11 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:中色株式、年産7,000 tのレアアース製錬プロジェクトを推進へ

 安泰科によれば、中色株式の持株企業である中色南方レアアース(新豊)有限公司(以下、中色南方レアアース)は、広東省韶関市新豊県政府と新豊県レアアース資源協力開発経営協定を締結し、両者は共同出資によりレアアース鉱業企業を設立する。新豊県来石等国家が既にレアアース埋蔵量を確定した鉱区に対するレアアース資源採掘許可証の申請手続きを行い、レアアース鉱山の開発及び経営に専門的に従事する。

 新規設立する企業は中色南方レアアース(新豊)鉱業有限公司(暫定名)、登録資本金は1,000万元(160万US$)で、そのうち中色南方レアアースが670万元(107万US$)を出資し、同合弁企業の67%の権益を保有する。また新豊県政府が指定した法人企業が330万元(53万US$)を出資し、同合弁企業の33%の権益を所有する。

 責任の役割分担に従い、中色南方レアアースは主に合弁企業の設立推進に責任を負い、レアアース採掘権許可証の申請のための前期準備作業を行う。年産7,000 tのレアアース分離プロジェクトの建設を加速し、レアアース企業の採掘権の申請受領のため良好な基礎と条件を提供する。

 上述の協力協定に基づき、同プロジェクトは2013年末に正式に建設を開始し、中色株式は同プロジェクトに13億元(208百万US$)を投資し、稼動後には年間生産額は23億元(368百万US$)に達する見込み。

(2013.10.11 北京 篠田邦彦) 目次へ
中国:レアアース総合回収利用企業を2014年指令性生産計画指標の申請対象に始めて組み入れ

 安泰科によれば、中国工業情報化部弁公庁は、2013年9月に「2014年レアアース指令性生産計画の申請に関する通達」を発表した。関連省(自治区)の工業主管部門、関連企業に対して2012年6月13日から実施している「レアアース指令性生産計画管理の暫時方法」の規定に従い、レアアース鉱山企業、製錬分離企業及び総合回収利用企業の2014年レアアース生産計画指標の申請事業を本格的に実施する。

 工業情報化部の通達に基づき、レアアース総合回収利用企業は、鉱山企業や製錬分離企業による指令性生産の申請計画を参照しつつ、原料の供給源、数量、企業に対する環境アセスメント評価、安全評価及びプロジェクトの審査承認などの関連状況を詳しく説明する必要がある。レアアース総合回収利用とは、レアアース機能材料の生産中に生じた廃棄物や廃棄原料あるいは解体部品の中からレアアースを回収利用すること、また、インフラ建設プロジェクトに生じたレアアースを回収利用することである。

(2013.10.14 北京 篠田邦彦) 目次へ
おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

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