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報告書&レポート

2012年8月16日 ボツワナ・地質リモートセンシングセンター 久保田博志 ロンドン事務所 小嶋吉広
2012年48号

2012年上半期の南部アフリカ鉱業の10大ニュース

 IMFの世界経済見通しによれば、2012年のGDP予測成長率は世界全体では3.5%、特に先進国では1.4%と成長が低迷するなか、南部アフリカ諸国1は平均で5.4%と高成長が見込まれている。また、2013年の予測についても、世界全体では3.9%(うち先進国1.9%)となっている一方、南部アフリカ諸国は5.8%と高成長の持続が予想されている。このような南部アフリカ諸国での高成長は近年の資源価格高騰が下支えしていると言われているが、これら地域の鉱物資源開発を取り巻く状況としては鉱業の国有化、労働争議、鉱山保安、環境問題など供給サイドに影響を及ぼす事象が発生している。
 本稿では、2012年上半期の南部アフリカ鉱業の現状を、南部アフリカ鉱業の10大ニュースとしてまとめた。


1 本稿において、南部アフリカとは以下の国々を含む。南アフリカ、ボツワナ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、ザンビア、マラウィ、アンゴラ、DRCコンゴ、タンザニア、マダガスカル.

はじめに

 南アフリカとボツワナでの現地報道を基に、2012年上半期(1月~6月)の南部アフリカの鉱業関係の10大ニュースとして、1.鉱山ストライキ、2.資源ナショナリズム、3.国営鉱山会社の活発化、4.高付加価値化、5.南アフリカ・BEE企業の動向、6.電力インフラ整備、7.税制・ロイヤルティの改正、8.投資環境、9.鉱山保安と南ア酸性鉱山廃水問題、10.新しいカッパーベルト「カラハリ・カッパーベルト」開発の進展、を選出した。各トピックスについて以下詳述したい。

1. 鉱山ストライキ

 南部アフリカ地域では、鉱山ストライキが頻発した。特に、南アフリカ北部のRustenburg白金族鉱山(Impala Platinum社)において、2012年1月20日、坑内作業員(Rock-drill operators)約5,000名が会社側の新たな賃金制度に抗議して起こした違法ストライキは、約6週間にわたり、死者4名、負傷者50名以上を出す事態となり、経営者側は一時従業員の87%に相当する17,200名を解雇(その後、15,000名を再雇用)する大規模なものとなった。この鉱山ストライキによるImpala Platinum社の損失は、白金生産量10万oz(3.1 t)、20億ランド(約200億円)に及ぶとみられている。
 ストライキ終結後も、労働組合間(National Union of Mineworkers; NUM、Association of Mineworkers and Construction Union; AMCU)の対立などその影響が残っている。
 そのほか、Modikwa白金鉱山(African Rainbow社50%-Anglo American50%)において、2012年3月15日から約3週間に及ぶ3,000名が参加する労働争議が発生し、2年間にわたる賃金の8.5-10%引き上げ、諸手当支給等で終結したが、同鉱山では、1日あたり白金族生産量1,000 oz(31.1 kg)、800万ランド(約0.8億円)の損失が発生した。
 南アフリカ以外では、ザンビアKansanshi鉱山(First Quantum Minerals Ltd社)において、2012年3月1日、労働争議が発生。3月6日に労使が妥結し、操業を再開したものの、5日間のストにより2,500万US$の損失が出た模様である。また、ザンビア政府にとって750万US$の歳入減ともなった。

2. 資源ナショナリズム

 ジンバブエ政府が進める現地化政策(Indigenization)は、同国最大の白金鉱山会社Zimplats社(Impala Platinum Holdings Limited社(本社:ヨハネスブルク)他による現地法人)が、政府の求めに応じて現地化計画案を提出した。同社の計画案では、権益の譲渡価格は市場価格とし、譲渡する権益には既に地域に譲渡した分も含めるという内容のものであるが、政府側は、市場価格による譲渡を認めず、51%権益譲渡に過去のものは含まれないと主張し、Zimplats側とSaviour Kasukuwere青年開発・現地化・経済権限拡大大臣(Minister of Youth Development Indigenisation and Enpowerment)との間で交渉は並行線をたどっている。
 南アフリカでは、アフリカ民族会議青年同盟(ANCYL: African National Congress, Youth League)を中心とした鉱山国有化が話題となっているが、2012年2月、ケープタウンにて開催された国際鉱業投資大会「Mining Indaba」において、Shabangu鉱物資源大臣は、与党ANCの見解として鉱山国有化を明確に否定している。

3. 国営鉱山会社の活発化

 ナミビアでは、国営鉱山会社Epangelo Mininigが、2012年2月23日、Vedanta Resources社(本社:ロンドン)の現地法人と鉱山エネルギー大臣立ち会いの下、Epangelo社が保有する鉱区に対しVedanta社が技術面及び財政面で支援するなどを内容とするMOUに署名した。また、4月10日、Bannerman Resources社(本社:豪・パース)とプロジェクトの権益5%、鉱山開発決定後、更に5%を取得するオプション付きを内容とするウラン探鉱契約を締結した。このようにEpangelo社は、他社とのJV探査・開発プロジェクト形成を加速化している。
 ボツワナでは、国営鉱山会社BCL Limitedが、同社の本拠地であるSelebi-PhiKWe市の活性化と、その地において同社が付加価値の高い製品を生産し、多角化を図り、国際的鉱山企業を目指すために新たな企業戦略「Polaris II」を策定、銅製錬所建設と周辺国を含めたニッケル-銅鉱床の探査開発を検討している。その背景の一つとして、近年、ボツワナ西部において、ザンビア・コンゴ民主共和国にまたがるカッパーベルトと同様の堆積性銅鉱床開発が活発化していることが挙げられる(10.参照)。
 南アフリカでは、国営鉱山公社AEMFC(African Exploration, Mining and Finance Corporation)が、2011年2月26日、Vlakfontein石炭鉱山の操業(一般炭800千t/年、マインライフ15年)を開始し、2012年3月には、AEMFCに高付加価値化、鉱物資源開発、エネルギー資源の長期的確保、雇用促進などの国家政策目標の実施における中核的機関とするために、鉱物資源省傘下で「親会社」にあたるCEF(Central Energy Fund)から独立させる法案が提出されている。

4. 高付加価値化

 南アフリカでは2011年6月、金、白金族、ダイヤモンド、鉄鉱石、クロム、マンガン、バナジウム、ニッケル、チタン、石炭/ウランの10鉱種を対象として高付加価値化戦略が内閣で承認されたことを受け、国内産業振興の観点より、鉱石の国内加工を奨励している。例えばクロムについては、南アは世界最大の産出国(2011年生産量クロム1,100万t2 、全世界の埋蔵量70%)であるが、近年、中国向けにクロム鉱石が輸出され、中国でフェロクロム等に加工された後、安価で輸出されることから、南アフリカ国内のフェロクロム生産者が、政府に対してクロム鉱石の輸出に課税すること(100 US$/t)を求めている。
 ザンビアでは4月に、商業貿易大臣が銅精鉱の輸出禁止について発言したところ、ザンビア商工会議所やザンビア鉱山労働者連合はこの提案を支持する一方、マスコミや有識者からは時期尚早であると反対意見も出ており、政府内で調整が続いている。他方、カッパーベルト州では、2007年に中国の支援によって設置されたザンビア・中国経済特区が事業開始から5年を迎えた。同経済特区には銅加工などを行う17社が進出し、これまでの売上高は43.5億US$、納税額は5億US$となった。中国政府は同経済特区を、二国間関係おいてタザラ鉄道と並ぶマイルストーンと評している。


2 USGS Mineral Commodity Summaries2012

5. 南アフリカ・BEE企業の動向

 BEE(Black Economic Empowerment;黒人経済強化)制度は、一部の黒人富裕層が恩恵を受けているなどとの批判もあり、鉱山企業による従業員や地域社会への権益譲渡等の対策が進んでいる。2012年3月15日、Harmony Gold社(本社:南ア・ヨハネスブルク)は、従業員33,000名以上が直接、株式を保有する制度(ESOP: Employee Share Ownership Plan)を導入すると発表した。普通株式429万株、オプション権(share appreciation rights)858万株は、同社株式の2.9%(2011年12月末)に相当する。
 BEE鉱山企業の動向としては、BEE大手のExxaro社(本社:南ア・ヨハネスブルク)は、これまで石炭等を中心に事業を展開してきたが、2012年3月15日、Mayoko鉄鉱床プロジェクト(計画生産量500万t/年)を保有するAfrican Iron Limited社(本社:豪・パース)を3.13億A$で買収、南アフリカや豪州における鉄鉱石プロジェクトへの投資機会も探っている。
 また、BEE大手のAfrican Rainbow社は、Anglo Americanとの共同事業であるModikwa白金鉱山において3月15日から約3週間に及ぶ労働争議が発生している。

6. 電力インフラ整備

 南部アフリカでは電力不足を解消するため、新たな発電所建設が計画・進行中である。
 ボツワナは、不足する電力を南ア国営電力会社のESKOM(Eskom)やナミビア等の隣国から輸入していた(電力需要の75%を輸入)が、新たに建設したMorupule B石炭火力発電所(第一期300 MW、第二期300 MWで国内電力需要をほぼ賄える)が完成し、2012年6月に試運転を開始したが、ボイラーのメルトダウンが発生し、試運転は中止、更に、建設中の人身事故の発覚や工事記録の不備、周辺環境汚染などの問題が噴出し、当初予定の7月頃からの電力供給は大幅に遅れることとなり、電力供給の見通しが立っていない。同発電所は中国の支援により建設されたもので、隣接する既存の発電所Morupule A(120 MW)は我が国の援助で改修のための調査が行われている。
 南アでは当初、ESKOMが電力料金を25.9%値上げすることを予定していたが、国家エネルギー規制局(NERSA)の勧告により値上げ率は16.0%に圧縮されることとなった。
 BHP BillitonはDRCコンゴで年産80万t規模のアルミ製錬所建設を計画していたが、2012年2月に計画を断念することを発表した。これにより、DRCコンゴでの大規模水力発電所建設計画であるINGAⅢプロジェクトが暗礁に乗り上げる可能性があり、同国の電力需給は今後、逼迫することも予想される。

7. 税制・ロイヤルティの改正

 銅を始めとする鉱物資源価格の上昇を背景として、資源開発による政府歳入の増大の観点から、資源国において超過利潤税導入の傾向が世界的に見られるが、南部アフリカ諸国においても超過利潤税導入に向けた検討が一部なされた。2012年2月、南アの与党ANCは豪州にミッションを派遣し、超過利潤税等の鉱物資源に対する課税制度について情報収集を行ったが、その後2012年5月21日に南ア・シャバング鉱物資源大臣は超過利潤税を導入しない旨、議会で明らかにしている。ロイヤルティの引き上げに関してはANCによる鉱山国有化の調査結果が2012年2月に報じられたが、それによると鉱山国有化は憲法違反であるとした上で、その代わりにロイヤルティ引き上げや高付加価値化等の方策により鉱山に対する関与を高めるのが現実的であると報告している。
 ザンビアでは2012年2月、銅価が10,000 US$/t以上に上昇した場合には、超過利潤税の再導入に向け議論を行うとSimuusa鉱山・鉱物資源大臣がコメントし、業界に波紋を広げたが、その後2012年3月にChikwanda財務大臣は超過利潤税再導入について全面的に否定している。ザンビアでは、歳入増加を目的として、ロイヤルティの徴収徹底化を図っているところであり、鉱物資源の輸出に当たってはロイヤルティの支払い証明書を提示するとともに、銅地金の出荷量や精鉱品位等の情報を四半期毎に政府へ提出するよう義務付けている。
 またDRCコンゴでは鉱業法改正が検討されているが、その内容としてこれまで鉱山会社は免除されてきた輸出税や付加価値税(16%)が新たに課税される方向である。

8. 投資環境

 2012年2月23日、カナダの調査機関Fraser Instituteが鉱業投資環境レポート(Annual Survey of Mining Companies: 2011/2012)を発表した。魅力的な鉱業投資の度合いを示す指数(Policy potential index)は、南部アフリカでは、ボツワナが第17位、最下位はDRCコンゴの第76位(調査対象93カ国中)であった。
 また、ビジネス環境の良好さを示す「Doing business in a more transparent world」(World Bank, IFC)では、南部アフリカ主要鉱業国では、南部アフリカが最高位の第35位、最下位はDRCコンゴの第178位(調査対象183カ国)であった。
 ボツワナ、南アフリカの地元紙は、これらのレポートから南部アフリカの鉱業投資環境が整いつつあるとのコメントを載せている。

表1. 南部アフリカ諸国の鉱業投資環境ランキング

No. 順位
2011/2012(93カ国) 2010/2011(79カ国)
1  ボツワナ 17位 14位
2  ナミビア 45位 30位
3  ザンビア 50位 57位
4  南アフリカ 54位 67位
5  マダガスカル 59位 73位
6  タンザニア 63位 61位
7  ジンバブエ 74位 71位
8  DRCコンゴ 76位 77位

(出典:Fraser Institute,“Annual Survey of Mining Companies2011/2012”をもとに作成)

表2. 南部アフリカ諸国のビジネス投資環境

No. 順位
2012年(183カ国) 2011年(182カ国)
1  南アフリカ 35位 36位
2  ボツワナ 54位 51位
3  ナミビア 78位 74位
4  ザンビア 84位 80位
5  タンザニア 127位 125位
6  マダガスカル 137位 144位
7  モザンビーク 139位 132位
8  マラウイ 145位 141位
9  ジンバブエ 171位 168位
10  アンゴラ 172位 171位
11  コンゴ民 178位 176位

(出典:World Bank, IFC,“Doing business in a more transparent world”をもとに作成)

9. 鉱山保安と南ア酸性鉱山廃水問題

 南アフリカの鉱山における人身事故は、近年、大きな社会問題となっている。その背景に、金・白金鉱山等の採掘の深部化、違法採掘者、外国人労働者の増加、鉱山保安意識の高い熟練技術者の不足などが背景にある。2012年上半期においては、以下の死亡事故やそれに伴う操業の一時停止等がメディアで報じられた。

・ 1月12日、Khutala石炭鉱山(BHP Billiton)、ベルトコンベアー補修作業中の事故により1名死亡
・ 1月29日、Bambanaani金鉱山(Harmony Gold社)、立坑巻き上げ機定期補修中の事故により1名死亡
・ 3月5日、Grootvlei金鉱山、岩盤崩落によりジンバブエ人の違法採掘者推定20名死亡
・ 4月21日、Tsepong金鉱山(Harmony Gold社)、坑内事故により違法採掘者2名死亡

・ 5月24日、Bontekouダイヤモンド鉱山(De Beers)、崩落によりジンバブエ、モザンビーク、レソト人等の違法採掘者17名死亡(行方不明者あり)

 上記のような鉱山での人身事故と同様、酸性鉱山廃水による周辺地域への影響も大きな社会問題となりつつある。南アは、年間降水量の世界平均850 ㎜の約半分の450 ㎜と慢性的な水不足にあり、将来的に更に事態は深刻化すると見込まれている。他方、同国の石炭鉱山地域や金鉱山地域周辺の水源地はこれら鉱山からの酸性坑廃水による汚染が深刻化している。
 財務省は水問題解決のために2.44億ランド(約24.4億円)の予算措置を講じているが、水政策実施機関であるTrans Caledonian Tunnel Authority(TCTA)は、Witwatersrand地域の水問題を短期間で解決するためには9.24億ランド(約92.4億円)が、更に、適正な水処理のためには、30億ランド(約300億円)以上が必要となると指摘している。現在、水資源開発省(Department Water Affairs)が長期的かつ持続的な水問題解決のためのF/S調査を実施している。
 南アの水問題に対する具体的な取組として、丸紅株式会社は、南アフリカ水公社Rand Water社と、東レ株式会社の逆浸透膜技術を活用した鉱山廃水処理プラント供給契約を締結、坑廃水問題解決を近隣住民への水供給への貢献が期待されている。同プラントの供給には、日本政府による草の根・人間の安全保障無償資金(約265千US$)が活用される。

10. 新しいカッパーベルト「カラハリ・カッパーベルト」開発の進展

 カッパーベルトの延長と考えられているボツワナ、ナミビア両国にまたがるカラハリ・カッパーベルト(Kalahari Copper Belt)における銅鉱山探鉱開発が現実のものとなりつつある。Discovery Metals Limited社(本社:豪・ブリスベン)は、6月、Boseto銅鉱山の操業を開始し、6月末時点で500 tの精鉱を生産した。生産された精鉱の平均品位は32%となっているが、今後、浮遊選鉱設備の見直しにより、40%にまで引き上げられる予定である。
 同社のほかにもHana Mining Ltd(本社:加・バンクーバー)のGhanzi(Banana Zone、Zone 5)プロジェクト、MOD Resources Limited(本社:豪・パース)のGhanziプロジェクト、New Hana Copper Mining Ltd(本社:加・バンクーバー)のGhanzi(Kuke)プロジェクト、Tsodilo Resources Ltd(本社:加・バンクーバー)のMwashya-Shalesプロジェクトなどがある。

図1. ボツワナのカラハリ・カッパーベルト
図1. ボツワナのカラハリ・カッパーベルト

おわりに -2012年下半期を占う-

 欧州経済危機、中国経済の減速などが、南部アフリカにおける鉱業関連プロジェクトの進展や、関連企業の業績に与える影響としてどのようなかたちであらわれるのか。国有化問題は、ジンバブエ、南アフリカなどの政治イベント(党大会、総選挙等)に連動した様々な動きが予想される。国営鉱山会社の動向では、具体的な探査・開発案件の形成、特に民間企業との連携(調和)をどの程度進めることができるかが、国営鉱山会社の成功の鍵を握ると思われる。

参考文献等
 丸紅株式会社(2012),「南アフリカ共和国ランドウォーター公社向け鉱山排水処理プラント供給契約締結の件」 ニュースリリース 2012年3月30日
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 JOGMEC(2012)、「豪:ウラン探鉱会社のBannerman Resources社 、EtangoウランプロジェクトのDFS結果発表」, JOGMECニュースフラッシュ2012. 4. 17
 JOGMEC(2012) ,「ナミビア:国営鉱山会社Epangelo、Vedanta現地法人とMOU署名」, JOGMECニュースフラッシュ2012. 2. 27
 JOGMEC(2011) ,「南ア:国営鉱山企業AEMFC、Vlakfontein石炭鉱山を開山」, JOGMECニュースフラッシ2011. 2. 28
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 Mining Weekly (2012), “NUM strike brings Modikwa production to a standstill”, Mining Weekly 2012.3.16
 Mining Weekly (2012), “NUM serves strike notice at Modikwa Platinum”, Mining Weekly 2012.3.15
 Mining Weekly (2012), “Modikwa production to resume as wage deal is reached”, Mining Weekly 2012.4.10
 Mining Weekly (2012), “NUM threatens to intensify strike as Modikwa withdraws offer”, Mining Weekly 2012.4.5,
 The Star (2012), “Modikwa wokers strike over pay”, The Star 2012.3.15
 The Star (2012), “Modikwa workersreturno mine after agreement struck”, The Star 2012.4.12
 Exxar (2012), “Exxaro Cash Offer To African Iron Limited Shareholderds And Listed Option Holders Closed” News release 2012.3.15
 The Star (2012), “Exxaro looks to accelerate its Congo iron project”, The Star 2012.5.7
 The Star (2012), “First Quantum strike called off”, he Star 2012.1.6
 First Quantum Minerals Ltd (2012), “First Quantum Confirms Labour Dispute at Its Kansanshi Mine in Zambia”, Press Release Details, 2012.1.4
 The Star (2012), “Operations stop after miner dies”, The Star 2012.1.31
 The Star (2012), “Escape from mine hell”, The Star 2012.3.13
 The Star (2012), “Two killed in fight at Harmony”, The Star 2012.4.23
 The Star (2012), “Illegal miners still trapped underground”, The Star 2012.5.25
 The Star (2012), “Production still affected after strike”, The Star 2012.4.12
 The Star (2012), “Union turf war hits mine again”, The Star 2012.5.18
 The Star (2012), “Amcu threatens strike at Implats mine if union is not recognized”, The Star 2012.5.28
 The Star (2012), “Strike over union rivalry and pay nearly halves Implats output”, The Star 2012.5.30
 Mining Weekly (2012), “Raw ore export smashing South Africa’s ferrochrome business – Merafe”, Mining Weekly 2012.3.7
 Mining Weekly (2012), “Export tax will destroy chrome ore mining – Metmar”, Mining Weekly 2012.3.31
 Mining Weekly (2012), “Impose $100/t raw chrome duty soonest, Ruukki urges”, Mining Weekly 2012.2.18

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