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ニュース・フラッシュ

中国新エネルギー車(NEV)市場の現状と展望(2022~2023年)

<金属企画部調査課 井下浩良 報告>

はじめに
中国の自動車業界団体、中国乗用車協会(CPCA)によると、2023年6月の世界自動車販売台数は前年同月比11%増の787万台、2023年1~6月の累計は前年同期比11%増の4,243万台だった。半導体チップ供給の改善で自動車業界の景気が世界的に上向き、・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム リン その他
海外事務所:
金属企画部

リチウムイオン電池、日本の非鉄各社が進めるリサイクルへの取り組み

<金属企画部 酒田剛 報告>

はじめに
電気自動車(EV)の急速な普及に伴い、生産競争が激化する車載用リチウムイオン電池(LIB)の循環利用への関心が高まっている。
LIBは、正極、負極、セパレータ、それらの間を埋める電解液から構成され、正極にはリチウムを含む金属化合物、負極にリチウムイオンの貯蔵・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
海外事務所:
金属企画部

チリのグリーン水素・アンモニア事業に関する現状、課題及び将来予測

<サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告>

はじめに
世界では、脱炭素化の流れが加速しており、各業界は大きな転換期を迎えている。カーボンニュートラル(CN)への取り組みは、企業の社会的責任(CSR)のみならず、企業の成長戦略として重要な要素として定着しつつある。
1997年12月、京都府で開催された第・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
サンティアゴ

ベルギー:Umicore社、新たな戦略プラン「Umicore 2030 – RISE」公表、2026年までに約5b€の段階的投資を実施

 2022年6月22日付けのプレスリリースによると、ベルギーUmicore社は、新たな戦略プランである「Umicore 2030 – RISE」を公表した。同プランは、同社のクリーンモビリティ材料とリサイクルにおけるリーダーシップをさらに強化させるもので、2030年までにクリーンモビリティへの移行が3倍になると予想され・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
ロンドン
担当者:
倉田清香

ベルギー:Aurubis社、ニッケル及び銅のリサイクルを拡大するためベルギーOlenに新処理施設の建設を決定

 2022年2月16日付けのプレスリリースによると、独Aurubis社は、ニッケル及び銅のリサイクル能力を拡大するため、ベルギーOlenサイトにおけるブリード(電解質)処理施設の建設への70m€の投資決定を発表した。ブリード(電解質)から不純物を抽出し、ニッケル及び銅の物質量を最適化する最先端でエネルギー効率の高いプロ・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル
海外事務所:
ロンドン
担当者:
倉田清香

2020年の鉛需給動向

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
世界は新型コロナウイルス(以下、「コロナ」という。)感染症に見舞われており、話題はこのコロナ一色と言っても過言ではないほど、産業界、経済界、また個々の私生活においても甚大な影響が現れている。世界の鉛業界においても例外ではないが、鉛の需給動向が世界および・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
金属企画部

ベルギー・オランダ・フランス:Nyrstar社、エネルギー価格の高騰により欧州内3製錬所における亜鉛減産を実施

 2021年10月13日付けのプレスリリースによると、ベルギーNyrstar社は、エネルギー価格の高騰により同日から欧州内の3製錬所における生産能力を最大50%削減すると発表した。ここ数週間で電力コストが大幅に上昇し、電力部門が排出する二酸化炭素のコスト負担が産業界や国内顧客に転嫁されていることから、製錬所のフル稼働は・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛
海外事務所:
ロンドン
担当者:
倉田清香

2030年にかけてのリチウムの需要と供給(チリ銅委員会)

<サンティアゴ事務所 椛島太郎、岸蒼代香 報告>

まえがき
本レポートは、チリ銅委員会(COCHILCO)が2020年8月に発行した“Oferta y demanda de litio hacia el 2030”「2030年にかけてのリチウムの需要と供給」をJOGMECサンティアゴ事務所にて翻訳し・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト タンタル ニオブ ニッケル ボロン/ホウ素 マンガン リチウム リン カリウム
海外事務所:
サンティアゴ
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