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ニュース・フラッシュ

チリのリチウム国家戦略とDLE技術

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
チリでは、2023年4月、Boric大統領が「国家リチウム戦略」を発表し、チリでのリチウム開発において旧鉱業法に基づく特別操業契約(CEOL)締結による鉱区の取得から、国家主導の開発へと移行する内容が明かされた。電気自動車(EV)の世界的な普及に伴い、・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

中国新エネルギー車(NEV)市場の現状と展望(2022~2023年)

<金属企画部調査課 井下浩良 報告>

はじめに
中国の自動車業界団体、中国乗用車協会(CPCA)によると、2023年6月の世界自動車販売台数は前年同月比11%増の787万台、2023年1~6月の累計は前年同期比11%増の4,243万台だった。半導体チップ供給の改善で自動車業界の景気が世界的に上向き、・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム リン その他
海外事務所:
金属企画部

ミャンマーWa州の錫生産停止について

<金属企画部調査課 五十畑樹里 報告>

はじめに
ミャンマーは世界の錫鉱石の生産量のうち、10%を占めている。また、これらの鉱石は同国のShan州の自治区であるWa州で、ほとんどが生産されている。ミャンマー産の錫鉱石・精鉱は、主に中国、タイに輸出されている。中国は、錫地金の世界最大生産国であるが、原・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
金属企画部

最近の資源ナショナリズムの動向 2023年

<金属企画部調査課 原田武、小口朋恵、千葉樹、五十畑樹里 報告>

はじめに
資源ナショナリズム(Resource Nationalism)は、古くは1960~70年代頃から、資源価格の高騰や特定の資源に対する世界的需要の増加等を背景に、度々興る概念である。昨今では、走行時にCO2を排出しない電気自動・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 コバルト ニッケル リチウム アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
金属企画部

レアアース供給源多角化の進展状況

<金属企画部調査課 千葉樹 報告>

はじめに
本稿では、世界におけるレアアース(希土類)サプライチェーンの現状とこれまでの軽希土類元素(LREE)供給源の多角化状況や中重希土類元素(MHREE)供給の寡占状況を概説した上で、現在各国において計画、進行中である“ノンチャイナ”のレアアース供給プロジェク・・・ 続きを読む
鉱種:
ルチル ジルコニウム リン テルビウム セリウム ネオジム プラセオジム ランタン ルテチウム イットリウム サマリウム レアアース/希土類
海外事務所:
金属企画部

Lithium Supply and Battery Raw Materials 2023参加報告

<バンクーバー事務所 佐藤佑美 報告>

はじめに
2023年6月20~22日にかけて、第15回Lithium Supply and Battery Raw Materialsが米国NV州LasVegasにて開催された。本会議は、工業用鉱物・金属関連の業界誌であるFastmarkets社が主催するリチ・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル バナジウム マンガン リチウム リン グラファイト
海外事務所:
バンクーバー

南米のリチウム資源に関する中国企業の進出状況

<サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告>

はじめに
近年、多数の中国企業が南米のリチウムプロジェクトに参画しており、それらは上流企業に限らず製品、バッテリー及び自動車メーカーそのものであるケースが増えている。中国企業の進出は、一般的にリチウムプロジェクトに対して巨額の投資を行って資源を確保するほか、リ・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム リン
海外事務所:
サンティアゴ

中国:リチウムセミナーにボリビアから専門家23名が参加

 ボリビア炭化水素エネルギー省の発表によると、2023年6月27日に北京で「リチウムの包括的利用と開発に関するセミナー(Seminario sobre Aprovechamiento y Desarrollo Integrales del Litio)」が開始され、炭化水素エネルギー省、ボリビアリチウム公社(YLB)、・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
リマ
担当者:
初谷和則

豪・中国:Rio Tinto、中Baowu社と製鉄バリューチェーンの脱炭素を目的とする複数のプロジェクトを豪州及び中国で共同実施するMOUを締結

 2023年6月12日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、中国鉄鋼最大手Baowu社(宝鋼集団有限公司)と、製鉄バリューチェーンの脱炭素を目的とする数件のプロジェクトを豪州や中国で共同実施するMOUを締結した。これらのプロジェクトには、Fe品位が低~中程度の鉄鉱石を原料に製造される還元鉄(DRI)を熔解す・・・ 続きを読む
鉱種:
鉄鉱石
海外事務所:
シドニー
担当者:
Whatmore康子

OECD責任ある鉱物サプライチェーンに係る2023フォーラム参加報告

<金属企画部調査課 原田武 報告>

はじめに
例年行われているOECD主催の「責任ある鉱物サプライチェーンに係るフォーラム」が、今年は2023年4月26~27日に対面の開催と併せてWebでの中継で開催された。鉱物サプライチェーンのデューデリジェンスを行う上での課題を、資源国の政府機関や業界団体、NG・・・ 続きを読む
鉱種:
タングステン タンタル リチウム レアアース/希土類
海外事務所:
金属企画部
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